グリルシャッターとは一体何?メリットやデメリット、活用事例を紹介!
強度が高く、防犯性に優れているグリルシャッター。
住宅はもちろんのこと、店舗やオフィスなど様々な場所で使われています。
この記事を見ている方の中にも、グリルシャッターの設置を検討している方がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、グリルシャッターとは一体何か、メリットやデメリットは何かということについて詳しく解説していきます。
活用事例についても紹介しますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
グリルシャッターとは?
グリルシャッターとは、スチールやステンレスのパイプでできた格子状のシャッターのことです。(別名:パイプシャッター)
冒頭でも解説したように、
・住宅
・店舗
・オフィス
など様々な場所で使われています。
一般的なシャッターは、外部からの視線を完全にシャットアウトしますが、グリルシャッターはパイプで構成されているため、透過性と風通しを確保できます。
グリルシャッターの種類
グリルシャッターの種類は、主に以下2つです。
・手動タイプ・電動タイプ
・上下シャッター・横引きシャッター
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
・手動タイプ・電動タイプ
グリルシャッターには、手動タイプと電動タイプがあります。
手動タイプは、人の手で開閉するシャッターのことです。
価格は電動タイプより安くなりますが、その分開閉に手間がかかります。
電動タイプのグリルシャッターは、ボタン1つで開閉ができるため、手間を軽減したい場合に最適です。
ただし、手動タイプに比べると導入費用が高く、尚且つ故障や不具合の際は修理費用も高額になりやすいため、注意が必要です。
・上下シャッター・横引きシャッター
グリルシャッターは、開閉方式にも種類があります。
代表的なのは、
・上下シャッター
・横引きシャッター
上記2つです。
上下シャッターとは、持ち上げたり、引き下げたりすることによって開閉するタイプのシャッターを指します。
グリルシャッターの中では、最も一般的な開閉方式です。
横引きシャッターとは、左右に動かすタイプのシャッターのことです。
横幅が長い場合や、曲線の敷地などにも設置できることが、横引きシャッター最大のメリットといえます。
・グリルシャッターの活用事例
グリルシャッターは、様々な使い方ができる万能シャッターです。
たとえば、
・店内のインテリアを魅せつつ、防犯対策を行う(閉店後)
・店舗の存在をアピールしつつ、防犯対策を行う(閉店後)
というような使い方もできます。
また、自宅のガレージに設置して、見た目を向上させつつ、防犯対策をしっかり行うこともできますので、利便性を重視している方に最適です。
グリルシャッターのメリット
では次に、グリルシャッターのメリットについて詳しく見ていきましょう。
・強度が高く防犯性に優れている
グリルシャッターは、一般的なシャッターとは違って網目状になっているため、
「本当に防犯対策に繋がるの?」
という疑問を抱えている方も多くいます。
ただ、パイプの強度が非常に高いため、ちょっとやそっとでは破壊や侵入ができません。
このようなことから、ガレージや庭先、店舗やオフィスまで幅広くおすすめできるのです。
・開け閉めが簡単
グリルシャッターには、手動タイプと電動タイプがありますが、パイプが太くて重量があるため、ほとんどは電動タイプとなっています。
電動タイプのグリルシャッターは、ボタン1つで開閉ができるため、負担や手間を省きたい方に最適です。
中には、人やものを検知するセンサーが取り付けられている製品もあります。
このようなシャッターを選べば人が挟まれてケガをしたり、ものが挟まって壊れたりといった事故を防げるようになりますので、ぜひ検討してみてください。
・様々な場所に設置できる
先ほども解説したように、グリルシャッターは利便性の高いシャッターであり、様々な場所に使われています。
特に、
・駅
・銀行
・金券ショップ
など、防犯対策が重要とされる場所には必ずといっていいほど設置されています。
横幅が広い場合や、曲線の敷地には「横引きタイプ」のグリルシャッターを設置できますので、特殊な形状あるいは環境に設置したい場合にもおすすめです。
・パネルのバリエーションが豊富
グリルシャッターは、防犯性が高いとはいえ隙間が空いているため、
「本当に大丈夫・・・?」
と心配になってしまいますよね。
そんなときは、フレームを変更してみるのがおすすめです。
グリルシャッターのパネルは、バリエーションが非常に豊富であり、上部開放式(上部だけパイプになっている)など、用途に合わせて選べます。
ミラータイプのパネルや、スモークタイプのパネルなど、様々なものがありますので、ぜひチェックしてみてください。
・静音性に優れている
グリルシャッターは、その見た目から大きな音がなるように思えますが、意外と静音性に優れています。
内部が見えないスラットタイプのシャッターに比べると通気性が良く、強風時の「ガタガタ」という音を大幅に軽減できますので、音によるストレスを軽減したい場合にもおすすめです。
グリルシャッターのデメリット
では次に、グリルシャッターのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
・修理が難しい
グリルシャッターは、部分的な修理ができません。
なぜなら、スラットタイプのシャッターと違って、パイプが一体となっているからです。
例えば、パイプ部分に車をぶつけてしまい、一部が破損してしまったという場合、修理ではなくパイプの全交換になります。
モーター不良などの場合は修理ができますが、中にはそれすらできないタイプもありますので、慎重に選んでいかなければなりません。
・寿命が若干短い
グリルシャッターは非常に利便性が高く、見た目もかっこいいのですが、一般的なスラットタイプのシャッターに比べると寿命が短くなります。
なぜなら、通常のシャッターよりも雨風にさらされる面積が広いからです。
使い方や製品によって多少ばらつきはあるものの、一般的なシャッターは15年前後で腐食が気になり始めますが、グリルシャッターの場合は10年程度で下部の腐食が気になり始めます。
こう聞いて、
「定期的に修理をすればいいのでは?」
と感じた方もいると思いますが、先ほども解説したように、グリルシャッターは部分交換や修理が基本的にできません。
腐食部分を何とかしたい場合は、修理ではなく全交換になりますので注意が必要です。
・他のシャッターに比べると価格が高い
「グリルシャッターは贅沢品」といわれることが多いのですが、これはあながち間違いではありません。
グリルシャッターは、一般的なシャッターに比べてデザイン性が高く、便利な機能が搭載されているケースも多いです。
ただ、その分他のシャッターに比べると価格が高く、不具合や故障が起こった場合は全交換が基本となるため、どうしてもコストがかかってしまいます。
このようなことから、
「コストを最重要視したい」
という場合にはあまりおすすめできません。
まとめ
グリルシャッターは、住宅や店舗、オフィスなど様々な場所で使われている便利でスタイリッシュなシャッターです。
パイプ状のシャッターですが、強度や耐久性に優れているため、簡単に破壊したり、侵入したりすることはできません。
ただ、非常に便利でかっこいいシャッターではあるものの、一般的なシャッターに比べると価格が高く、寿命も若干短い傾向にありますので、慎重に判断することが大切です。
とはいえ、インターネットやSNSなどで集めた情報だけでは、本当にグリルシャッターが自分あるいは自社に合っているのか判断できませんよね。そのような場合は、シャッターの専門家「オールシャッターサービス」までお気軽にご相談ください。
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