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注目を集めるSガード(防火シャッター危害防止装置)とは?種類や重要性を徹底解説!

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シャッター職人コラム

2024.09.19

ブログ

シャッター豆知識

Sガード(防火シャッター危害防止装置)とは?種類や重要性を徹底解説!

注目を集めるSガード(防火シャッター危害防止装置)とは?種類や重要性を徹底解説!

防火シャッターに取り付ける危害防止装置には、様々な種類があります。その中でも、特に注目を集めているのがSガードです。この記事をご覧いただいている方の中にも、Sガードについて気になっている方がたくさんいるでしょう。

そこで今回は、Sガードの特徴や種類、重要性について詳しく解説していきます。

 

Sガードとは?

Sガードは、防火シャッターに取り付ける危害防止装置のことです。別名「防火シャッター用安全装置」とも呼ばれています。

シャッターが作動した際に、人の安全を確保し、防火区画を形成することがSガードの役割です。Sガードを取り付けることによって、万が一シャッターに人が挟まれてしまった場合でも、パネルを持ち上げるだけで簡単に抜け出せるようになります。

防火シャッター危害防止装置の代表的な種類

防火シャッターの危害防止装置には、たくさんの種類があります。

以下、Sガードを含む代表的な危害防止装置とその特徴について詳しく見ていきましょう。

電気式危害防止装置

電気式危害防止装置とは、電気信号を送って人が挟まれるのを防ぐ装置です。

シャッター作動後、避難者もしくは障害物がシャッター最下部にぶつかることによって電気信号が送られ、シャッターが途中で一時停止または反転上昇する仕組みになっています。

電源工事は必要ですが、電動式、手動式どちらでも取付が可能です。

 

座板可動式危害防止装置

座板可動式危害防止装置とは、今回のテーマでもある「Sガード」のことです。

人や物が挟まれた際、座板が上方向に動き、30~40センチほどのスペースができます。

ただし、電気式とは違って、途中で停止したり、シャッターが反転上昇したりすることはありません。

電動式、手動式どちらにも取付ができ、なおかつ電源工事が不要ですので、利便性やコスパに優れた危害防止装置をお探しの方にピッタリです。

 

機械式危害防止装置

機械式危害防止装置は、先ほど紹介した電気式危害防止装置とほとんど同じ機能を持っています。

人や障害物を感知している間は、シャッターの降下が一時停止されますので、ケガのリスクを下げられます。

機械式危害防止装置は、中継器と蓄電池がないタイプとなりますので、ランニングコストを抑えたい場合にもおすすめです。

 

Sガードの設置は法律で義務付けられている?

Sガード自体の設置義務はありませんが、防火シャッターにはSガードを含む「危害防止装置」の設置が法律で義務付けられています。

関連する法律は、以下の通りです。

・安全労働衛生法
・建築基準法

危害防止装置が取り付けられていない場合、是正命令や罰金などの罰則が科される可能性がありますので注意が必要です。

防火シャッターにSガードを設置するメリットは?防火シャッターの危害防止装置には様々な種類がありますが、近年ではSガードの人気が高まっています。

以下、防火シャッターにSガードを設置するメリットについて、詳しく見ていきましょう。

安全性が向上する

防火シャッターは、火災などが発生した際に役立つ設備ですが、避難している最中に人が挟まれるといった事故も過去に発生しています。Sガードは、このような事故を未然に防げるため、結果として建物全体の安全性を向上させられるのです。

 

法的リスクを軽減できる

先ほども解説したように、防火シャッターには危害防止装置の設置が義務付けられています。危害防止装置を設置しておらず、何らかの理由によって事故が発生してしまった場合、施設の所有者や管理者に対して責任が問われることがあります。

Sガードを設置することにより、事故を未然に防げるとともに、何らかの事故が起こってしまった場合の法的リスクを軽減しやすくなるのです。

 

設備の保護に繋がる

Sガードは、シャッターに人が巻き込まれるリスクを軽減するだけでなく、障害物の巻き込みも防げます。

危害防止装置を設置していない、あるいは危害防止装置が正常に機能していない場合、障害物が挟まりシャッター自体が故障してしまう可能性が高くなります。

Sガードを設置することにより、このような不慮の事故、予測不可能なトラブルを回避しやすくなるため、ランニングコストの削減に繋げやすくなるのです。

 

Sガードの設置に適した施設とは?

では次に、Sガードの設置に適した施設をいくつか紹介していきます。

学校・幼稚園

学校や幼稚園など、子どもが利用する施設においては、安全性が特に重視されます。

特に小さな子どもは、判断力が大人に比べると低いため、逃げ遅れてしまったり、混乱してしまったりする可能性が高いです。

実際に、関東の小学校で児童が防火シャッターに挟まれるといった事故が発生しています。

Sガードを設置することにより、万が一児童が挟まれてしまったとしても、迅速かつ安全に脱出できます。

病院・福祉施設

Sガードは、病院や福祉施設でも人気です。

というのも、病院や介護施設はケガや病気、あるいは何らかの障がいを抱えている方が利用する施設であり、緊急時に逃げ遅れてしまう可能性があります。

そうなれば、シャッターに挟まれてしまうリスクも高くなるでしょう。

Sガードは、万が一挟まれてしまった場合でも、比較的スムーズに抜け出せるため、体力がない方や身体が思うように動かない方の命を守れます。

商業施設

不特定多数の人が集まる商業施設も、Sガードの設置に適した施設です。

商業施設は常に多くの人で溢れかえっていることが多く、緊急事態が発生した際に大混乱が生じるケースも多々あります。

そのため、避難している最中にシャッターに挟まれ、ケガをしたり、命を落としたりといったリスクを徹底的に排除しなければなりません。

Sガードを設置することにより、万が一シャッターに挟まれてしまった場合でも、自力で脱出できるため、結果としてより多くの人の命を救えるようになります。

マンション

近年では、マンションや集合住宅のエントランス、駐車場にSガードを設置するケースも増えてきています。

マンションのエントランスや駐車場は、大人だけでなく子どもや高齢者なども利用するため、安全性を高めておかなければなりません。

マンションの規模にかかわらず、建物全体の安全性を向上させたい場合はSガードが最適といえますので、ぜひ検討してみてください。

工場・倉庫

工場や倉庫では、作業員の安全を守ることが最優先となります。

基本的に、ほとんどの工場や倉庫では「大型シャッター」が使われるため、特に安全性を考慮しなければなりません。

Sガードを取り付けることによって、工場や倉庫全体の安全性をグッと高められるため、作業員も安心して働けるようになり、結果として生産性の向上にも繋げやすくなります。

 

Sガードの設置はどこに依頼すればいい?

Sガードは、防火シャッターの安全性を高めるための重要な設備です。だからこそ、信頼できる業者に依頼しなければなりません。

オールシャッターサービスは、全国でシャッター修理・取付を行っている専門業者であり、Sガードの取付実績も1万件以上あります。

既存シャッターへの取付も可能であり、既存不適格建築物の是正指導にも「安心・安全・低価格」でご対応可能ですので、コストを重視している方にもおすすめです。

「まずは話だけ聞いてみたい」、「そもそも自社ビルに設置できるのかどうかわからない」

といったお悩みをお持ちの場合でも、弊社スタッフが現地調査を行い、最適なご提案をさせていただきますので、少しでも気になる方は「オールシャッターサービス」までお気軽にご相談ください。

 

まとめ

Sガードは、防火シャッターにおける危害防止装置の1つです。

危害防止装置には様々な種類がありますが、中でもSガードは安全性やコストに優れており、近年では病院や保育園、商業施設など様々な施設で利用されています。

オールシャッターサービスは、Sガードの設置実績が1万件を超えており、お客様からもたくさんのお喜びの声をいただいています。

ご相談やご質問、お見積もりだけでも大歓迎ですので、Sガードの取付をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

▼Sガード専用ページ
https://all-shutter.com/s_guard/

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