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雷が多いエリアは?危険性や被害を未然に防ぐ方法、シャッター修理のポイントまでを解説!

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シャッター職人コラム

2024.10.09

ブログ

シャッター豆知識

落雷の危険性や被害を未然に防ぐ方法を紹介

雷が多いエリアは?危険性や被害を未然に防ぐ方法、シャッター修理のポイントまでを解説!

豪雨や台風の際に発生する雷。

日本では比較的当たり前の現象ですので、特に気にしていない方も多いでしょう。

ただ、雷は住宅をはじめ様々な場所に落ちる可能性があり、その際の被害は計り知れません。

落雷による被害を受ける確率は非常に低いですが、確実に落ちないという保証はないため、事前に対策をしておくことが大切です。

そこで今回は、雷が多いエリアや落雷の危険性、被害を未然に防ぐ方法について詳しく解説していきます。

 

日本は雷が多い国?

47都道府県の年間雷数ランキング(2023)を見てみると、北海道が140日で全国トップとなっており、鹿児島県と新潟県が120日で2位にランクインしています。

全国的に見ると、日本海側や中部地方、九州南部での落雷が多いようです。

雷と聞いて、夏や秋などに多いイメージを持つ方もいると思いますが、日本海側は「冬季雷」と呼ばれる冬型の気圧配置時に多く発生する雷が多く、冬でも落雷による被害が多発しています。

ちなみに、天気予報で有名な株式会社ウェザーニュースが行った「ゲリラ豪雨傾向2024」においては、以下のような結果が出ています。

1位:北海道
2位:沖縄
3位:鹿児島

北海道と鹿児島は、落雷だけでなく豪雨も非常に多い地域となりますので、事前に備えをしておくことが大切です。

 

落雷による被害を受ける確率

落雷による被害を受ける確率は、その時の状況などによっても大きく変わってきますが、建物への落雷確率でいうと0.01%~0.1%といわれています。

物件数で例えると、1万軒から10万軒に1軒の割合で落雷による被害を受けるということです。

確率だけを見ると「ほぼ落ちない」と思ってしまいがちですが、少なからず可能性はありますので、安心して暮らすためにも事前に対策を行っておく必要があります。

 

落雷による被害を受けやすい住宅の特徴

落雷による被害を受けやすい住宅には、以下のような特徴があります。

・周囲に高いものがない
・家のすぐ近くに高い建築物や木々がある

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

周囲に高いものがない

雷は、地面から高い場所にあるものに落ちる性質を持っています。

そのため、周囲に高いものが一切ない場合、自宅に雷が落ちる可能性が高くなります。

都心部の場合、周囲に高いビルや商業施設がありますので、自宅の周りに高いものがないという状況に当てはまるケースはほとんどないでしょう。

しかし、地方に住んでいる場合、自宅がその辺り一帯で「最も高いもの」になってしまう可能性がありますので注意が必要です。

 

家のすぐ近くに高い建築物や木々がある

上記の説明と矛盾するようですが、家のすぐ近くに高い建築物や木々がある場合も、落雷による被害を受ける確率が高くなります。

この場合、基本的に雷が落ちるのは家のすぐ近くにある建築物や木々ということになりますが、その影響が自宅に伝播する可能性があるのです。

雷は、高いものに落ちた後、進路を変えて別のものに飛来するという性質(側撃雷)を持っているため、都心部に住んでいる方もしっかりと対策をしなければなりません。

 

落雷による被害を受けたらどうなる?

自宅に雷が落ちた場合、以下のような被害を受ける可能性が高くなります。

・停電
・感電
・火災
・電化製品の故障

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

停電

落雷があった際にまず想定されるのが、停電です。

停電が起こると、電気が一切使えなくなるため、生活に支障をきたします。

特に夜間帯は電気が必須となるため、停電によって部屋が真っ暗になり、身動きが取れない状態になってしまうことも想定されます。

また、長時間停電が続いた場合、冷蔵庫の中身がダメになってしまうこともありますので注意が必要です。

 

感電

落雷が起こると、電流が逆流してきて感電する可能性が高くなります。

特に電化製品を使用しているときに雷が落ちた場合、感電のリスクがグッと高まりますので慎重に使用しなければなりません。

感電は命にかかわることもありますので、万が一に備えて対策をしておくことが大切です。

 

火災

自宅近くの電線や電柱、ガス管などに雷が落ちると火災が発生する可能性が高くなります。

また、コンセントからの火花が原因で火災に繋がってしまうケースもあります。

火災は、建物はもちろん人命をいとも簡単に奪ってしまう非常に恐ろしい災害ですので、特に注意しなければなりません。

 

電化製品の故障

コンセントに電化製品が繋がれた状態で落雷による被害を受けた場合、人命はもちろんのこと、電化製品に影響が出てしまうこともあります。

ドライヤーやスマホ、パソコンなどあらゆる電化製品の故障リスクが高まりますので、近くで雷が発生しているときは極力電化製品の使用を避けるようにしましょう。

 

住宅設備の故障

近年では、住宅設備の電動化が進んでいますが、落雷によってこれらの設備が故障してしまうこともあります。

よくあるのは、窓やガレージに設置している電動シャッターが落雷によって不具合を起こし、開閉が一切できなくなってしまったというケースです。

特にガレージシャッターが開閉できなくなると、車を使えなくなってしまうため、通勤や通学、買い物や子どものお迎えなどに支障が出てしまいます。

その他、電気を使って動く設備は落雷による被害を受けやすいため、細心の注意を払っておかなければなりません。

 

落雷による被害を未然に防ぐ方法

落雷の被害なんて防ぎようがない」と考えている方もいると思いますが、以下の方法を実践することによって、落雷による被害を最小限に抑えやすくなります。

・避雷器を設置する
・コンセントを抜く
・火災保険に加入しておく

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

避雷器を設置する

避雷器とは、落雷をはじめとする突発的な異常高圧電流を遮断するための機器です。

「サージアレスタ」「サージアブソーバー」と呼ばれることもあります。

避雷器を設置することによって、落雷による感電や火災などを防ぎやすくなります。

近年では、避雷器が内蔵された延長コードなども販売されていますので、ぜひチェックしてみてください。

その他、避雷器を分電盤に取り付けることによって、電源経路やアース線、電話線などに避雷器を取り付けていなくても被害を抑えやすくなります。

ただし、分電盤に避雷器を取り付けるためには「電気工事士免許」が必要になりますので、電気工事会社に相談してみることをおすすめします。

 

コンセントを抜く

豪雨の際や雷の際は、コンセントを抜いておきましょう。

もちろん、全てのコンセントを抜いてしまうと生活ができなくなりますので、使っていないコンセントのみを抜く形にはなりますが、これでも十分落雷対策になります。

特にパソコンについては、電源を入れっぱなしにすると落雷によってショートし、データが消えてしまうこともありますので注意してください。

 

火災保険に加入しておく

落雷による被害を最小限に抑えることはできますが、落雷のリスクを完全に排除することはできません。

なぜなら、落雷は自然災害の1つであり、人間の力ではどうすることもできないからです。

どれだけ対策をしていても、落雷による被害を受けてしまう可能性は少なからずあります。

そんなときに便利なのが、火災保険です。

火災保険とは、火災や落雷など、自然災害による損害を補填してくれる保険のことを指します。

火災保険に加入するには少なからずコストがかかりますし、条件を満たしていないと保証を受けられませんが、万が一の事態に備えるという意味ではかなり効果的です。

もちろん使わないに越したことはありませんが、落雷はいつ起こるかわかりませんので、事前に加入しておくことをおすすめします。

落雷によるシャッターの故障は火災保険を使って直せる?

落雷によって電動シャッターが故障したというケースは決して珍しくありません。

この場合、条件を満たせば火災保険を使える可能性があります。

全国でシャッター修理を行っている「オールシャッターサービス」にも、落雷によって故障した電動シャッターの修理依頼が届きますが、弊社では火災保険の申請サポートも行っていますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。

また、全国に拠点があるため最短即日対応が可能となっており、料金も業界最安水準ですので、信頼できるシャッター業者をお探しの方におすすめです。

お見積もりやご相談は完全無料ですので、落雷によって故障してしまったシャッターの修理を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

まとめ

日本は雷が比較的多い国であり、北海道や鹿児島県を中心に、全国で落雷被害が相次いでいます。

雷が建物に落ちる確率は0.01%~0.1%とかなり低いですが、少なからず可能性はありますので、事前に対策をしておかなければなりません。

雷が自宅に落ちると、感電や火災など、人命にかかわる二次被害が起こりやすくなりますので、今回紹介したことを参考にしながら少しずつ対策をしていきましょう。

オールシャッターサービスでは、落雷によって故障した電動シャッターの修理にも対応しています。

火災保険のサポートも行っていますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。

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