車は単なる移動手段ではなく、資産としての側面も兼ね備えています。
そのため、盗まれてしまう可能性が少なからずあり、そうなれば大きな損失を被ることになってしまいますので、事前に対策をしておかなければなりません。
そこでこの記事では、盗まれやすい車種と、車の盗難を防ぐためのポイントについて詳しく解説していきます。
車の盗難は、決して他人事ではありませんので、被害に遭わないためにもぜひチェックしてみてください。
盗まれやすい車種ランキングトップ10!
では早速、盗まれやすい車種ランキングトップ10を紹介します。
以下で紹介する車を所有している場合、盗難被害に遭う可能性が高いといえますので、防犯対策をしっかりと行っておきましょう。
1位:レクサス LX
トヨタが展開している高級ブランド、レクサス。
その中でも、LXというSUVは乗り心地も良く、取り回しもしやすいことから特に人気です。
高級SUVでは比較的珍しい「オフロード走行性能」が搭載されているため、快適なドライブを楽しめます。
そんなレクサスのLXは、3代目の途中まで北米を中心とした海外専用モデルとなっており、その希少価値の高さから盗難被害に遭いやすくなっています。
2位:トヨタ ランドクルーザー
トヨタのランドクルーザーは、1951年に「トヨタBJ型」として登場した車種です。
耐久性と悪路走行性に優れており、現在においても人気を集めています。
そんなランドクルーザーは、弟分ともいえる「プラド」を含めて盗難件数が多くなっています。
世界的に人気を集めている車であり、リセールバリューがかなり高いことが盗難被害に遭いやすい理由といえるでしょう。
3位:トヨタ プリウス
盗まれやすい車種として、常に上位に食い込んでいるプリウス。
現在では主流になりつつある「ハイブリッド」の先駆けとして登場した車種です。
少しずつ盗難件数が減っているものの、エコ志向が強い国内ではまだまだ盗まれやすい車といえます。
比較的手を出しやすい価格帯の車種ですので油断してしまいがちですが、一瞬の油断が盗難被害に繋がりますので、しっかりと防犯対策を行っておきましょう。
4位:トヨタ アルファード
トヨタが販売しているミニバンの中でひと際人気を集めているのが、アルファードです。
内外装が豪華であり、車内空間が広いことから、中古市場でも人気を集めており、これに伴って盗難件数が増えています。
また、国内だけでなく、東アジアや東南アジアをはじめとする海外で人気を集めていることも、アルファードが盗まれやすい理由の1つです。
5位:トヨタ ハイエース
トヨタのハイエースは、盗まれやすい車として特に有名です。
現在では、少しずつ盗難件数が減ってきているものの、まだまだ盗まれやすい車種から抜け出すことはできていません。
ハイエースは、商用車としてのイメージが強く、長距離走行に耐えられる設計や、力強いエンジンなどが高く評価されています。
海外でもよく見かける車であり、転売目的で盗まれることが多いため、日ごろから防犯対策をしっかりと行っておきましょう。
6位:トヨタ クラウン
数多くの車を販売しているトヨタですが、その中でも特に知名度が高いのは「クラウン」です。
クラウンは、高級国産車というイメージが強く、耐久性や走行性も非常に高いため、盗難被害に遭いやすいといえます。
ステータス性の高い車ということもあって憧れている方も多いと思いますが、その他の車種に比べてかなり狙われやすいため注意してください。
7位:レクサス LS
レクサスのLSは、いわずと知れた高級セダンです。
エントリーモデルでも1000万円を超えており、最上級モデルになると1500万円を超えてきます。
セキュリティ技術が非常に高く、ちょっとやそっとでは盗まれませんが、犯罪の手口は年々進化しているため安心はできません。
8位:トヨタ ヴェルファイア
トヨタのヴェルファイアも、アルファード同様「高級ミニバン」として展開されています。
アルファードに比べると盗難件数は少ないですが、それでも内外装ともに豪華であり、走行性能も高く、車内も広いため狙われやすいです。
海外では富裕層から人気を集めている車であり、転売目的での盗難が相次いでいますので注意してください。
9位:ホンダ ヴェゼル
ホンダが展開しているヴェゼルは、ファミリー層に人気のSUVです。
比較的コンパクトで取り回しがしやすく、それでいて走行性能や乗り心地が良いため、特に国内では流通量が多いです。
価格帯は比較的リーズナブルですが、人気の車種は盗難に遭いやすい傾向にありますので、しっかりと対策をしておかなければなりません。
10位:レクサス GS
レクサスのGSは、1991年から販売が行われている車です。
超高級セダンであるLSとは違い、スポーティセダンに分類されます。
中でも、2代目のS16はスープラと共通の2JZエンジンが搭載されていて「スープラセダン」と呼ばれることも多いです。
そこからはハイブリッドのラインナップも展開され、現在においては、イモビライザーやスマートキーなど、便利な機能が続々追加されています。
比較的セキュリティ性が高い車ですが、特に2代目の初期型は若干セキュリティ面が弱い仕様になっていますので要注意です。
盗まれやすい車の特徴
では次に、盗まれやすい車の特徴について、詳しく見ていきましょう。
中古価格が高騰している
盗んだ車を自家用車として使用するケースは非常に稀であり、そのほとんどが「転売」目的です。
そのため、中古価格が高騰している車は狙われやすいといえます。
たとえ走行距離が多くても、凹みや傷があっても持っていかれてしまうことがありますので、油断せずにしっかりと対策をしておきましょう。
「高級車」と呼ばれている
高級車と呼ばれている車は、中古市場でも人気が高く、リセールバリューも高いものが多いため盗まれやすいです。
上記のランキングには含まれていませんが、
・ベンツ
・アウディ
・BMW
などの外車も盗まれることがありますので注意してください。
人気SUV
車には、セダンやミニバン、コンパクトカーなど様々な種類がありますが、その中でも特に人気を集めているのがSUVです。
先ほど紹介したヴェゼルをはじめ、ハリアーやライズなどは盗難リスクがかなり高いです。
「高級車ではないから」と安心していると、最悪の事態が起こってしまいますので、しっかりと防犯対策をしておきましょう。
高級ミニバン
高級ミニバンは、ファミリーカーとしてだけでなく、社用車や公用車としても人気を集めています。
また、海外需要もあるため盗難リスクが高いです。
アルファードやヴェルファイアだけでなく、日産のセレナなども盗まれることがありますので注意してください。
車が盗まれやすい時間帯
車の盗難を防ぐためには、盗難に遭いやすい時間帯を把握しておくことが大切です。
基本的に、盗難を含む犯罪は「人目につきにくい時間帯」に行われることが多く、深夜から早朝にかけての犯行が多い傾向にあります。
具体的には、22時から9時までの時間帯が最も多いです。
特に深夜帯は多くの人が寝ている時間帯となるため気づきにくく、朝起きたときに「車がない・・・」となってしまうこともあります。
車の盗難を防ぐためのポイント
車の盗難を防ぐためには、防犯対策をしっかりと行っておくことが大切です。
とはいえ、防犯対策と一口にいっても様々なものがありますので、何をすればいいか悩んでしまいますよね。
そのような方は、以下で紹介する対策方法を実践してみてください。
車にイモビライザーを搭載する
車の盗難対策として効果的なのが、イモビライザーです。
これは、車の盗難防止装置の1つであり、イモビライザーが搭載されている車は、あらかじめコンピューターに登録されたカギ以外ではエンジンがかからないようになっています。
従来は、カギ穴の凹凸がカギ山の凹凸と一致することによってエンジンがかかる仕組みになっていましたが、カギを複製してしまえば簡単にエンジンをかけられることが問題視され、イモビライザーが登場しました。
イモビライザーを搭載しておけば、仮に車の中に侵入されてしまっても、カギを自分が持っていればエンジンがかからないため、車を持ち去られる心配がなくなります。
施錠は確実に行う
基本的なことではありますが、車の盗難を防ぐためには、施錠をしっかりと行うことが大切です。
カギが開いていると簡単に侵入されてしまい、何らかの方法でエンジンをかけられて持ち去られる可能性が高くなります。
また、窓を少しだけ開けた状態で車を離れる方もいますが、これだと簡単にドアロックを解除されてしまいますので、車を離れるときは後部座席の窓も含めてカギがかかっているかどうかをしっかりと確認しましょう。
盗難防止の機器を取り付ける
近年では、車の盗難対策に役立つグッズがたくさん登場しています。
代表的なグッズとしては、以下のようなものが挙げられます。
・ハンドルロック
・タイヤロック
・車用カバー
・センサーライト
これらのグッズを活用することによって、盗難被害に遭うリスクをグッと下げられるようになりますので、ぜひ活用してみてください。
ガレージに車を停める
車の防犯対策として最も効果的なのが、ガレージに駐車することです。
ガレージに入れてシャッターを閉めてしまえば、侵入が一気に難しくなるため、目をつけられにくくなります。
また、シャッターを閉めればどのような車が駐車されているかもわかりませんし、そもそもガレージ内に車があるかどうかもわからないため、盗難被害に遭うリスクを軽減しやすくなるのです。
貴重品は必ず持ち出す
車の中に貴重品を置きっぱなしにすると、車ごと盗まれる可能性が高くなります。
たとえ短時間でも、車から離れるときは財布やスマホ、腕時計などの貴重品を全て持ち出すようにしましょう。
また、どうしても車に置いておきたい場合は、ダッシュボードの中など、目立たない場所にしまっておくのがおすすめです。
ガレージシャッターを取り付けて車の盗難を防ごう!
車の盗難被害に遭わないようにするためには、ガレージシャッターを取り付けるのがおすすめです。
ガレージシャッターを取り付けることによって、車の盗難やいたずらを未然に防げるようになります。
それだけでなく、塩害や災害から車を守ることもできますので一石二鳥です。
さらに、雨や雪が降っているときでもスムーズに乗り降りできますので、快適性の向上にも繋がります。
しかし、故障や不具合を起こしていればいざというときに愛車を守れません。
ご自宅のガレージに取り付けているシャッターに不具合や故障が見られる場合は、オールシャッターサービスにご相談ください。
弊社は、全国でシャッター修理を行っている専門業者であり、ガレージシャッターの修理にも対応しています。
熟練の職人がシャッターの状況やお客様のご要望を丁寧にヒアリングした上で、最適なご提案をいたしますので、初めての方でも安心してお任せいただけます。
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まとめ
近年では、車の盗難被害が相次いでいます。
特に全国的あるいは世界的に需要がある車は、リセールバリューが高いことからターゲットにされやすいです。
車を盗まれてしまうと、移動手段がなくなるだけでなく、大切な資産を失うことになります。
しかし、防犯対策をしっかりと行っておくことによって、盗難被害に遭うリスクを軽減できます。
愛車を盗難から守るためにも、今回紹介した方法を参考にしながら、防犯対策を強化していきましょう。
ガレージシャッターの故障や不具合でお困りの方は、オールシャッターサービスまでお気軽にご相談ください。