先日、福岡県福岡市の現場にて、三和シャッター製の中量シャッターの現場調査に伺いました。お客様より「数ヶ月前から動きが悪くなり、最近はかなり不便を感じている」とのご相談がありました。
症状の概要
現場でシャッターを確認したところ、
・巻き上げの途中で異音がする
・開閉動作がスムーズではなく、途中で引っかかる
・シャッター自体に若干の歪み
といった症状が見られました。
お話を伺うと、「数ヶ月前に強風があった直後から調子が悪くなった」とのこと。しばらく様子を見ていたそうですが、最近は頻繁に引っかかるようになり、さすがに限界を感じたそうです。
故障の原因と対応
調査の結果、スプリングのバランス不良と軸回りの部品劣化が原因であることが判明しました。強風による衝撃で部品が微妙にずれてしまい、そこから少しずつ動作に不具合が出てきたようです。
今回は、軸受部品とスプリングの交換をご提案。これにより、スムーズな開閉動作が復活し、異音の解消も見込めます。
火災保険のご案内
強風がきっかけでの故障ということもあり、火災保険の風災補償をご利用いただける可能性がある旨をお伝えしました。お客様も「保険で対応できるなら安心」と前向きにご検討されていました。
こうした現場では、見た目に大きな損傷がなくても、内部の部品がダメージを受けているケースがよくあります。
不便を感じる前に早めのご相談が、結果的に費用も抑えられることが多いです。
少しでもシャッターに不具合が見られたら、すぐ当社へ相談ください!