シャッターのスラットとは?交換する場合の費用・価格の相場を解説

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シャッター職人コラム

2025.12.26

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シャッターのスラットとは?交換する場合の費用・価格の相場を解説

シャッターが開閉しにくくなった場合や、表面にサビや歪みが見られるようになった場合は、スラットが劣化や不具合を起こしている可能性が高いです。

スラットはシャッター全体を構成する主要部品であり、防犯性や断熱性、美観にも大きく影響します。万が一、スラットの劣化や不具合が見られた場合、その程度によっては交換を検討しなければなりません。

今回は、シャッタースラットの役割や関連部品、故障の原因や交換が必要となる具体的な症状を紹介します。交換する場合の費用目安についても紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

シャッタースラットとは?

シャッタースラットとは、シャッターの表面を構成する細長い板状の部品のことです。

一般的に、数十枚のスラットが連結することで一枚のシャッターを形成しています。開閉のたびに巻き取られる構造上、スラットには柔軟性と強度の両方が求められます。さらに、外部からの衝撃や風雨にも耐えられる素材でなければなりません。

素材には、スチール・アルミ・ステンレスなどが使用され、それぞれ耐久性やコスト、重量に違いがあります。

特にシャッタースラットは外気に触れる部分であるため、サビやへこみといったトラブルが発生しやすいです。サビが進行すると、開閉がしにくくなるだけでなく、防犯性が低下し、見た目にも大きく影響します。

そのため、スラットはシャッターの中でも特に定期的な点検が必要な部品といえます。状態が悪化したまま使用すると、モーターやシャフトなど他の部品にも負荷をかけてしまうため、早めの対応が必要です。

シャッタースラットが果たす3つの役割

シャッタースラットは、シャッターの見た目を形作るだけでなく、建物の安全性や快適性を左右する重要な役割を担っています。

ここでは、シャッタースラットが果たす3つの役割について、詳しく解説します。

防犯性向上

シャッタースラットは、外部からの侵入を防ぐ「防犯壁」として最前線に立つ部品です。

近年のシャッタースラットは、強度の高いスチールやアルミが採用されており、こじ開けや破壊を防ぐ耐久性が重視されています。

特に厚みのあるスチールスラットは、バールなどによるこじ開けに強く、窃盗犯が建物への侵入を試みた際の大きな抑止力となります。

断熱性向上

シャッタースラットは、外気を遮断することで室内の温度環境を安定させる役割も果たします。

特にアルミスラットや発砲ウレタンを内蔵した断熱タイプのスラットは、夏場の熱気や冬場の冷気の侵入を防ぐ効果が高く、エアコンの効率向上や光熱費削減にも効果的です。

また、窓ガラスだけでは防ぎきれない直射日光の熱や冷気をシャッターがブロックするため、居室の快適性が大きく向上します。

美観維持

シャッタースラットは、建物の外観にも大きく影響します。

シャッターは紫外線や風雨、排気ガスなどによってじ徐々に劣化するため、サビや色褪せ、へこみが発生しやすいです。

これらの劣化が進むと、建物全体の印象が悪くなり、店舗や事務所ではブランド価値の低下にも繋がります。

スラットを交換することで外観が一新され、清潔感や高級感を取り戻せるため、長い間メンテナンスを行っていない場合は、ぜひ交換を検討してみてください。

シャッタースラットに関連する部品

シャッターはスラットだけで構成されているわけではなく、開閉の安定性や安全性を確保するために複数の部品が連動して動いています。

特にシャッタースラットと密接にかかわるパーツが故障すると、シャッター全体の動作に直結するため、定期的にメンテナンスを行っておかなければなりません。

ここでは、シャッタースラットと特に関係が深い重要な部品の特徴を紹介していきます。

座板

座板とは、シャッター最下部に取り付けられている横長の金属板です。シャッターを閉めた際に地面と接する部位であり、高い強度と耐衝撃性を兼ね備えています。

また、シャッターの歪みを抑えてスムーズな開閉をサポートするほか、防水性や防腐性を高める役割も担っています。座板が劣化すると、シャッター全体が傾いたり、スラットの連動不良やレールへの引っかかり、異音などさまざまなトラブルを引き起こすため注意が必要です。

鍵スラット

鍵スラットとは、シャッターの鍵が組み込まれているスラット部分のことを指します。スラットに鍵穴と連動ピンが組み込まれており、施錠すると内部のラッチがレール側に引っかかってシャッターを固定する構造です。

この部品は、シャッターの防犯性を左右する重要なパーツといえます。鍵スラットが劣化すると、カギの開閉がしにくくなったり、施錠がしっかりできなくなったりして、防犯性の低下に繋がるため注意してください。

また、スラットそのものが変形していると鍵部分と正常にかみ合わず、うまく施錠できなくなるケースもあります。このような場合は、鍵スラットの交換が必要になりますので、専門業者に相談してみましょう。

手掛けスラット

手掛けスラットとは、手動シャッターに取り付けられている「取っ手部分」のことです。

スラット本体に凹み加工や取手金具が備えられているため、持ち上げやすく、開閉の補助を担ってくれます。この手掛けスラットが変形したり、サビ付いたりすると、開閉の際に力を入れにくくなり、シャッターが重く感じるようになります。

また、取っ手部分の損傷がスラット全体の歪みに繋がり、レールへの引っかかりや動作不良を引き起こすこともあるため注意が必要です。

シャッタースラットが故障する原因

シャッタースラットは、毎日開閉する部分であり、なおかつ外気の影響を受けることから、長年使っているとさまざまな要因によって故障が起こります。

特にサビ・腐食・外部からの衝撃・内部機構の不具合などは、見た目だけでなく動作にも直結するため定期的に点検しておかなければなりません。

ここでは、シャッタースラットが故障する代表的な原因について、詳しく解説していきます。

経年劣化によるサビ腐食

シャッタースラットで最も多い故障原因が、経年劣化によるサビや腐食です。

特に屋外シャッターは雨や湿気、海沿いでは潮風の影響を受けやすく、金属製スラットは徐々に強度が落ちていきます。サビが進むとスラット同士がうまくかみ合わず、開閉が重くなる、途中で止まるなどの動作不良が発生することもあります。

また、腐食によって穴が開いたり、表面が欠けたりすると、防犯性や美観が著しく損なわれるだけでなく、全体のバランスが崩れて破損に繋がることもあるため注意してください。

風圧衝撃による変形や歪み

台風や強風、飛来物による衝撃はシャッタースラットを変形させる大きな原因です。

特に軽量スラットは風圧の影響を受けやすく、スラットが膨らむ・凹む・歪むといったトラブルが頻発します。変形がわずかでも、スムーズな開閉ができなくなったり、レールから外れやすくなったりするため、放置せず早急に対処することが大切です。

また、店舗や倉庫では、車両や台車が接触して凹みが生じるケースも多く、そのまま使用を続けるとスラット全体に孵化がかかり、他の部品の破損を招く恐れがあるため、こちらも早急に対処しましょう。

モーターやシャフトの不具合による連動故障

電動シャッターの場合、モーターやシャフト、チェーンといった内部機構の不具合によってスラット側に影響が及ぶこともあります。

モーターの出力低下やシャフトの摩耗が進むと、スラットに均等な力が伝わらなくなり、片側だけに負荷がかかったり、斜めに引き上げられたりしてスラットの歪みを引き起こすことがあるため注意が必要です。

動作不良のまま使用を続けると、スラットが急停止したり、レールに引っかかったりして傷や折れを生む原因となりますので、定期的に点検を行い、必要に応じて修理や交換を行いましょう。

シャッタースラットの交換が必要なケース

シャッタースラットは、長期間使用していると外部要因や内部要因によってさまざま不具合が発生します。

軽度の症状であれば調整や部分修理で対応できる場合もありますが、根本的にスラットが劣化している場合は交換が必要です。

ここでは、スラット交換が必要なケースを3つに分けて紹介します。

シャッタースラットの変形でスムーズに開閉できない場合

シャッタースラットが変形した場合は、早急に交換することが大切です。

軽い歪みなら調整で改善できることもありますが、スラット1枚の変形が複数枚へと連鎖し、全体が波打つように歪んでしまうこともあるため、交換することをおすすめします。

スラットの変形によって引っかかりが生じている場合、そのまま使用すると全体が故障するリスクが高くなるため、安全を確保するためにも、早めに専門業者に相談しましょう。

一部破損・サビが原因で見た目が大きく変わってしまった場合

スラットの一部が破損したり、サビが進行して表面が変色・腐食したりするケースも交換の目安となります。

サビによる腐食は内部まで進行していることも多く、見た目以上に強度が低下している可能性が高いです。

特に店舗や企業では、外観イメージの悪化が集客や信頼に影響をきたすこともあるため、破損したまま放置するのは避けたいところです。

また、表面の欠けや穴あきは、そこからさらに劣化や破損が広がる原因にもなり、短期間でダメージが拡大します。美観の維持だけでなく、安全性の観点からも、目立つ破損や腐食が発生した場合は、スラット交換を行うのがおすすめです。

シャッター全体の機能低下や異音がある場合

開閉時に「ギギッ」「キーッ」といった音が続く場合や、動作が重く引っかかりが増える場合は、スラットが原因になっている可能性が高いといえます。特にスラットが摩耗してレールとのかみ合わせが悪くなっている場合、動作に負担がかかり、異音として表れることが多いです。

また、モーターやシャフトなど内部機構の不具合がスラットの動きに影響し、全体のパフォーマンス低下に繋がることもあります。異音や動作不良は、自然に改善することはありません。

むしろ、放置することで状態が悪化し、電動部の故障やスラットの故障に繋がるため、できるだけ早く点検を行い、必要に応じて交換を行いましょう。

シャッタースラット交換の費用価格の相場

シャッタースラットの交換費用は、交換の範囲やシャッターの素材などによって変動します。

ここでは、部分交換の場合と全交換の場合の費用相場を紹介していきます。同時に、素材別の価格目安についても解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

部分交換の場合

スラットの一部のみが破損している場合や局所的なサビ・歪みなどの症状であれば部分交換で対応できることがあります。

部分交換の費用相場は、1万円~5万円ほどです。

ただし、シャッターのサイズが大きい場合や特殊な形状である場合、あるいは高所での作業が必要な場合などは追加費用が発生することがあるため、事前に確認しておきましょう。

全交換の場合

シャッタースラットの全体が劣化している場合や、変形が深刻で複数枚に及んでいる場合、それから動作不良が慢性化している場合などは、スラットを丸ごと交換する必要が出てきます。

全交換の相場は、シャッターの大きさや素材によって異なりますが、一般的には10万円~30万円程度が相場といわれています。大型の店舗用シャッターや重量シャッターの場合はさらに高額になり、40万円以上かかることも珍しくありません。

しかし、全交換は初期費用こそ高めですが、見た目が新品同様に蘇るだけでなく、防犯性や耐久性が大幅に向上するため、長期的に見るとメリットの方が大きくなる場合もあります。

素材別の価格目安

スラット交換の費用は、素材によっても大きく変動します。

一般的なスチール製スラットは比較的安価であり、部分交換の場合は1枚あたり5,000円~10,000円前後、全交換の場合は10万円~20万円程度が目安です。

軽量でサビに強いアルミ製スラットはやや高く、部分交換で1枚8,000円~15,000円程度、全交換で15万円~30万円ほどの費用が発生する場合があります。

高耐久で腐食に強いステンレス製スラットは非常に高価であり、部分交換でも1枚15,000円~25,000円程度、全交換では20万円~40万円以上の費用がかかるケースも珍しくありません。

シャッタースラットの交換はDIYでも行える?

シャッタースラットの交換は、一見すると「板を外して付け替えるだけ」に見えますが、実際は重量物の取り扱いや巻き取りばねの調整など、専門知識と高い安全管理が求められる危険な作業です。

特に重量シャッターや大きな店舗用シャッターの場合、スラット1枚でも相当な重さがあり、不安定な状態で取り外そうとすると落下事故に繋がるリスクがあります。

また、開閉のバランスをつかさどるシャフトやバネがわずかにずれるだけで、シャッターが動かなくなったり、急落したりすることもあるため、専門業者に相談することを強くおすすめします。

シャッタースラットの交換作業はどこに頼む?

シャッタースラットの交換を行う場合の依頼先は、大きく分けると以下2つです。

  1. シャッターメーカー
  2. 修理専門会社

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

シャッターメーカー

シャッターメーカーにスラット交換を依頼する最大のメリットは、純正部品で対応してくれる点です。

製造元であるため、スラットの寸法や材質、過去の型番情報などを正確に把握しており、古い型でも対応できるケースがあります。

また、メーカー特有の安全基準や品質基準に沿った施工が行われるため、耐久性や仕上がりの安心感は非常に高いといえます。

一方、メーカー修理は費用が高額になりやすく、現地調査までの日程調整にも時間を要することが少なくありません。

特に繁忙期は数週間先を指定されるケースもあり、緊急性の高い場合には不向きです。

シャッター修理専門会社

修理専門会社は、シャッターの修理や交換に特化したプロ集団であり、メーカーよりも迅速で柔軟な対応が可能です。

多くの現場経験があり、メーカー品だけでなく、互換品を用いた交換にも対応してくれるケースがあります。

また、部品の選択肢が広く、予算に応じた提案をしてもらえるため、コストを抑えたい場合にもおすすめです。

さらに、24時間受付や即日対応を行っている会社もあり、緊急トラブルでも頼りになる存在といえます。

ただし、会社によって技術力に差があるため、施工実績や口コミを確認し、信頼できる専門業者を選ぶことが重要です。

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