ガレージシャッターの種類とは?メリットや選び方、費用相場も紹介!
大切な愛車を雨や風、不審者から守るためには、ガレージシャッターを設置するのがおすすめです。
とはいえ、ガレージシャッターには様々な種類がありますので、
「どれを選べばいいの?」
と悩んでしまっている方も多くいるでしょう。
そこで今回は、ガレージシャッターの種類や設置するメリット、選び方や費用について詳しく解説していきます。この記事を見れば、大切な愛車を守ってくれる素敵なガレージシャッターと出会える可能性が高くなりますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ガレージシャッターとは?
ガレージシャッターとは、その名の通り自宅のガレージに取り付けるシャッターのことです。シャッターを取り付けることにより、車の盗難やいたずらを防げるだけでなく、雨や風、動物による被害も防げるため、一石二鳥といえます。
近年では、機能性や利便性だけでなく、デザイン性に優れたガレージシャッターも登場していますので、自宅の外観をオシャレにしたいと考えている方にもおすすめです。
ガレージシャッターを取り付けるメリット
ガレージシャッターの設置を検討している方の中には、
「具体的なメリットがわからない」
と悩んでいる方も多くいるでしょう。
そこでここからは、ガレージシャッターを取り付けるメリットをいくつか紹介していきます。
雨風から車を守れる
暴風雨の際は、飛来物がガレージに入ってくる可能性が高いです。
ビニール袋のような柔らかい素材のものであればまだ良いのですが、場合によっては、
・木の枝
・アルミ缶
などが飛んでくることもあります。
ガレージシャッターを取り付けることによって、このような飛来物から愛車を守れるようになります。
・盗難対策になる
ガレージシャッターは、盗難対策やいたずら対策としても活用可能です。
基本的に、空き巣をはじめとする泥棒は、セキュリティの甘い住宅を狙います。
ガレージシャッターを取り付けることによって、物理的な破壊が難しくなるだけでなく、
「この住宅はセキュリティがしっかりしている」
というイメージを植え付けられるため、盗難リスクを軽減しやすくなります。
・オシャレな車庫・倉庫を作り上げられる
ガレージシャッターは、住宅やガレージの外観にも良い影響を与えます。
シャッターを取り付けるだけで、今以上に高級感や落ち着きのある雰囲気を演出できるようになるため、とにかく見た目にこだわりたいという方にもおすすめです。
ただし、素材やデザインによって見た目が大きく異なるため、好みだけで選ぶと不自然な印象になってしまうこともあります。
このようなトラブルを避けるためにも、好みだけでなく、近隣住宅や周囲の景観とのバランスを考慮しながら選ぶようにしましょう。
ガレージシャッターの種類
ガレージシャッターには、以下2つの種類があります。
・上下シャッター
・横引きシャッター
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
・上下シャッター
上下シャッターとは、シャッター上部にスラットを収納するタイプのシャッターのことです。
このタイプは、ガレージシャッターの中でも一般的であり、収納方法も多岐に渡ります。
▼代表的な収納方法
・オーバースライダー方式
・巻き上げ方式
・スイングアップ方式
以下、それぞれの収納方法について詳しく見ていきましょう。
・オーバースライダー方式
オーバースライダー方式とは、持ち上げたスラットが天井に沿って格納されるタイプのシャッターです。
その他、
・オーバードア
・オーバースライディングドア
・オーバーヘッドア
など、様々な呼び方がありますが、基本的に全て同じ仕組みとなっています。
オーバースライダー方式のメリットは、
・意匠性が高い
・騒音を抑えられる
・収納スペースが少なく済む
・ラインナップが豊富
・開閉動作が速い
上記5つです。
ただ、スラットが天井に収納される関係で、天井に照明を設置できなくなる可能性が高いため、注意が必要です。
・巻き上げ方式
巻き上げ方式とは、シャッターを収納するボックスの中に、スラットを巻き上げていくタイプのことを指します。
巻き上げ方式のメリットは、
・コンパクトに収納できる
・天井を自由に活用できる
・コストを抑えられる(手動タイプの場合)
上記3つです。
ただ、手動タイプの場合は開閉音が大きくなりやすいため、コストだけに注目するのではなく、機能性なども考慮しながら選ぶようにしましょう。
・スイングアップ方式
スイングアップ方式は、シャッター部分が1枚扉になっており、外側にはね上げるようにして開けるタイプのシャッターです。
シャッターを折り曲げるのではなく、天井に沿って収納するのがスイングアップ方式最大の特徴といえます。
メリットは、
・開閉スピードが速い
・音が静か
・ラインナップが豊富
上記3つです。
ただし、シャッター部分が手前に跳ね上がるため、設置場所が制限されます。
ガレージの前に十分なスペースがない場合、設置できなくなることがありますので注意してください。
・横引きシャッター
ガレージシャッターのもう1つの種類として、横引きシャッターというのがあります。
これは、その名の通り横にスライドして開閉するタイプのシャッターです。
横引きシャッターにも、上下シャッター同様、ボックスに収納するタイプや、壁に沿ってスライドする流し込みタイプなどがあります。
上下シャッターと異なる点は、横幅が極端に長いガレージや、曲線のガレージにも対応できるところです。
オシャレかつ便利なガレージシャッターを設置したいという方は、上下シャッターだけでなく、横引きシャッターも選択肢に入れた上で検討してみてください。
ガレージシャッターの素材にも種類がある?
ガレージシャッターは、開閉方式だけでなく、素材にも様々な種類があります。
以下、代表的な素材とその特徴について詳しく見ていきましょう。
・スチール
スチール製のガレージシャッターは、現在普及している製品の中で最も一般的であり、
・価格が安い
・開閉音が小さい
というようなメリットがあります。
鉄製ですので若干サビには弱いですが、あらかじめコーティングされているものがほとんどですので、定期的にメンテナンスをしていれば長持ちします。
・アルミ
アルミ製のガレージシャッターは、先ほど紹介したスチール製のガレージシャッターよりもサビにくいため、メンテナンスの負担を軽減したい場合におすすめです。
これまでは、
・アルミ=スチールよりも高い
というのが常識でしたが、近年ではリーズナブルな製品も増えてきています。
アルミは比較的軽い素材であり、手動タイプだったとしても簡単に開閉できますので、利便性を重視している方には最適です。
・ステンレス
高級感を重視している方には、ステンレス製のガレージシャッターがおすすめです。
見た目が非常に美しく、アルミ同様サビにくい素材となるため、外観を重視している方や、沿岸部にお住まいの方にも最適といえます。
ただ、その分費用は高くなりますので、予算に応じて選ぶようにしましょう。
・木
近年では、木製のガレージシャッターも人気を集めています。
一般的なガレージシャッターよりも高級感があり、落ち着いたデザインとなっているため、
「とにかく見た目を重視したい」
という方におすすめです。
ただし、その他のガレージシャッターよりも維持費やメンテナンスに手間とコストがかかりますので、導入前にランニングコストやデメリットなどを把握しておかなければなりません。
ガレージシャッターの選び方
では次に、ガレージシャッターの後悔しない選び方について、詳しく解説していきます。
・開閉方式で選ぶ
ガレージシャッターを選ぶ上で真っ先に決めるべきなのは、開閉方式です。
開閉方式には、手動と電動の2種類があり、それぞれで特徴や費用が大きく異なります。
利便性だけでいえば電動一択ですが、コストは手動タイプに軍配が上がりますので、重視したいポイントや予算を考慮しながら慎重に検討していきましょう。
・収納形式で選ぶ
先ほども解説したように、ガレージシャッターによって収納形式が異なります。
収納形式については、好みだけでは決められず、
・ガレージの幅
・ガレージの高さ
・ガレージのつくり
など、様々なポイントが関係してきますので、専門業者と相談しながら決めていくのがおすすめです。
・形状で選ぶ
ガレージシャッターは、形状にも違いがあります。
代表的な形状は、以下の通りです。
・スラットシャッター
・グリルシャッター
・上部開放シャッター
・透明パネルシャッター
それぞれで見た目や機能性が大きく異なりますので、好みやコスト、ガレージの状況に合わせて慎重に選んでいきましょう。
・素材で選ぶ
ガレージシャッターの素材も多岐に渡り、各素材で見た目や特徴が変わってきます。
また、初期コストやランニングコストも大幅に変動しますので、各素材のメリットやデメリットを把握した上で、好みや目的に合わせて検討していくことが大切です。
素材の特徴がわからない場合は、一人で悩まず、専門業者と相談しながら決めていきましょう。
・価格で選ぶ
ガレージシャッターを導入する際は、価格面にも注目しなければなりません。
というのも、ガレージシャッターの導入には数万円から数十万円、場合によってはそれ以上のコストがかかります。
どの製品を選ぶかによって、コストが大きく変わってきますので、予算を明確にした上で検討するのがおすすめです。
・周辺設備との相性を考慮する
ガレージシャッターは、住宅設備の一部であり、住宅の外観を良くも悪くも左右します。
住宅の外観と合っていないシャッターを取り付けてしまうと、不自然な印象になりますので注意が必要です。
ガレージシャッターを選ぶときは、シャッター単体のデザインだけでなく、住宅やその他設備との相性も考慮しましょう。
ガレージシャッターの費用相場
ガレージシャッターの取り付け費用は、安いものでも20万円~とかなり高額です。
手動シャッターの場合は20万円前後で取り付けられることもありますが、電動シャッターの場合は40万円~、オーバースライダー(電動)の場合は50万円~と製品によって取り付け費用が大きく変わってきますので、とにかく慎重に検討していきましょう。
まとめ
ガレージシャッターは、愛車を雨風や不審者から守ってくれる重要な設備です。
住宅の外観にも良い影響を与えてくれるため、まさに一石二鳥といえます。
そんなガレージシャッターには様々な種類があり、それぞれで機能性や見た目、コストが大きく異なります。
設置後に後悔しないためにも、今回紹介したことを参考にしながら、目的や予算、好みや住宅の外観に合ったガレージシャッターを慎重に探していきましょう。
「選択肢が多すぎて選べない」と悩んでいる方は、シャッターの専門家「オールシャッターサービス」まで、お気軽にご相談ください。
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