北海道で多発する「シャッターに車をぶつけた」事故 - 原因と修理費用を徹底解説
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シャッター職人コラム
2026.04.01
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北海道で多発する「シャッターに車をぶつけた」事故 - 原因と修理費用を徹底解説

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雪国、北海道では「シャッターに車をぶつけて凹ませてしまった」というトラブルが多発しています。
特に冬場は、積雪や凍結の影響を受けやすく、環境が大きく変わるため、思わぬ事故が起こりやすいです。
特に窓シャッターやガレージシャッター、それから店舗シャッターは日常的に使う設備であり、故障や不具合が起こると日常生活や業務に支障をきたします。
そこで今回は、北海道で多発しているシャッタートラブルの原因と、よくある破損パターン、修理費用の目安や対処法などについて詳しく解説していきます。
北海道ならではのシャッター事情
北海道でシャッター事故が多い理由を解説する前に、まずは雪国「北海道」ならではのシャッター事情についてみていきましょう。
まず、北海道のような雪国では、冬季に大量の雪が降り積もることが想定されます。
そのため、シャッターの構造にもさまざまな工夫が施されています。
最も代表的なのが、シャッターケース(収納部)の位置です。
シャッターケースには、以下2つのパターンがあります。
1:内巻き(シャッターケース(シャッター収納部分)が屋内側についている)
2:外巻き(シャッターケース(シャッター収納部分)が屋外側についている)
雪国北海道では、基本的に外巻きシャッターはほとんどなく、雪によるシャッターへの影響を最小限にとどめるべく「内巻き」が採用されています。
なぜ北海道ではシャッター事故が多いのか?
シャッターに車をぶつけてしまったという事故は、全国で発生していますが、特に北海道では発生件数が多いです。
その理由は、以下の通りです。
・雪でタイヤが滑りやすいから
・雪で視界が悪くなりやすいから
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
1: 雪でタイヤが滑りやすいから
北海道は、47都道府県の中でもトップクラスの積雪量を誇ります。
雪が降ると路面が凍結しやすく、タイヤが滑りやすい状態になるため、どうしても事故が起こりやすくなるのです。
特に、ブラックアイスバーンのような見えにくい凍結路面では、急ブレーキやハンドル操作が効きにくくなることがあり、結果として止まり切れずにシャッターに突っ込んでしまうといった事故に繋がってしまいます。
また、このような環境では車の制動距離が長くなりやすく、思った位置で車を止められないことがあります。
実際に、ガレージに入る際や駐車時に止まり切れず、そのままシャッターと接触してしまうケースも少なくありません。
さらに、発進時にタイヤが空転することで予想以上に前進し、シャッターにぶつけてしまうこともあるため注意が必要です。
2: 雪で視界が悪くなりやすいから
北海道の冬は、吹雪や積雪の影響で視界が悪くなることが多く、周囲の状況を正確に把握しづらくなります。
よくあるのは、フロントガラスやミラーに雪が付着して死角が増え、シャッターとの距離を見誤ってしまうケースです。
また、積もった雪によって地面のラインや目印が見えにくくなり、車の位置を正確に把握しにくくなって、シャッターと接触してしまうこともあります。
その他、除雪作業中にスコップや除雪車がレール部分にあたってしまい、気づかないうちに歪んでしまうケースもあるため、慎重な操作や作業が求められます。
よくあるシャッターの破損パターン
北海道でよくあるシャッターの破損パターンは、主に以下の通りです。
・スラット(シャッターの板部分)が凹む
・ガイドレールが曲がる
・電動シャッターのモーターが作動しない
・途中で止まる/下がらない
・閉まりきらない
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
スラット(シャッターの板部分)が凹む
シャッターに車をぶつけたとき、最も起こりやすい破損の1つがスラットの凹みです。
スラットとは、シャッターを構成している横長の板状パーツのことであり、複数の板が連結しながら上下に動く仕組みになっています。
この部分に衝撃が加わると、表面が凹むだけでなく、内部でわずかな歪みが生じることがあります。
その他、開閉時に引っかかりを感じやすくなったり、周囲のスラットやガイドレールに負担が広がったりすることもあるため、早めに状態を確認することが大切です。
ガイドレールが曲がる
シャッターに車をぶつけたことが原因で、スラット本体だけでなく、両側にあるガイドレールが曲がってしまうことも少なくありません。
ガイドレールは、シャッターをまっすぐ上下に動かすための重要な部材であり、この部分に歪みや曲がりが生じると、開閉時に大きな支障が出やすくなります。
特に北海道のような積雪地域では、レールのわずかな歪みでも雪や氷の影響を受けやすくなり、動作不良が悪化することがあります。
症状が軽度な場合は部分修理で対応できるかもしれませんが、放置するとダメージが広がり、修理費用が高額になることもありますので、早めに専門業者に相談しましょう。
電動シャッターのモーターが作動しない
電動シャッターは、ボタン1つで開閉できる便利なシャッターですが、手動シャッターに比べて構造が複雑なため、車をぶつけると重大な損傷に繋がる可能性が高まります。
中でも、モーターや制御部分が衝撃で故障してしまうと、正常に動作しなくなってしまいます。
外観上は大きな破損がないように見えても、内部で異常が起きていることは珍しくありません。
例えば、
「スイッチやリモコンを押しても反応しない」
「作動音はするのにシャッターが動かない」
といった症状は、モーターや制御機器に何らかの不具合が生じているサインです。
この状態を放置すると、モーター本体や周辺部品の故障を悪化させる恐れがあるため、早急に点検および修理を行いましょう。
途中で止まる/下がらない
シャッターに車をぶつけたあとによく見られるのが、開閉不良です。
これは見た目の凹みだけでなく、スラットやガイドレール、可動部にズレや歪みが生じている可能性を示しています。
電動シャッターの場合は、衝撃によって負荷がかかり、安全装置が作動して停止しているケースも珍しくありません。
シャッターが途中で止まったり、下がらなかったりすると、本来の効果を発揮できなくなるため迅速に対処しましょう。
閉まりきらない
「シャッターは動くが、最後まで閉まり切らない」
シャッタ-に車をぶつけた場合、このようなトラブルが起こることも考えられます。
これは、衝撃によってスラットやガイドレール、内部部品に歪みやズレが生じているサインです。
見た目には大きな破損がなくても、わずかな変形によってシャッター全体のバランスが崩れ、結果として、正常な位置まで下がらなくなってしまうのです。
事故直後は動いていても、時間の経過とともに不具合が表面化してくることもあります。
シャッターが閉まり切らない状態になると、防犯性や安全性に大きな影響が出ます。
少しの隙間でも、外部からの侵入リスクが高まりますし、北海道のような寒冷地では室内環境にも影響が出てしまうでしょう。
このような事態を防ぐためには、違和感を覚えた段階で点検を行うことが大切です。
ぶつけて凹んだシャッターを放置するとどうなる?
シャッターに車をぶつけたにもかかわらず、
「とりあえず動くから大丈夫」
とそのまま使い続けてしまうケースは少なくありません。
しかし、衝撃によって生じた歪みやズレは、時間とともに悪化しやすく、場合によっては以下のような症状が出ることがあるため注意が必要です。
・開閉時に異音が出る
・途中で引っかかる
・強風時にバタつく
・完全に閉まらなくなる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
開閉時に異音が出る
シャッターに歪みやズレがある状態で使用を続けると、開閉時に「ギーギー」「ガラガラ」といった異音が発生することがあります。
これは、スラットやガイドレール、可動部が正常にかみ合っていないサインであり、内部で摩擦や干渉が起きている状態です。
異音は不具合の初期段階として発生することが多く、早めに対処すれば簡単な調整で改善できる場合もあります。
しかし、そのまま放置すると摩耗が進み、部品の破損や開閉不良といった深刻なトラブルに繋がることがあるため注意が必要です。
途中で引っかかる
スラットの変形やガイドレールの歪みがあると、シャッターが途中で引っかかるようになります。
最初は特定の位置で止まる程度でも、そのまま使用を続けると引っかかる範囲が広がり、最終的には完全に動かなくなることもあります。
この状態で無理に開閉すると、スラットやレールだけでなく、内部部品にも大きな負担がかかり、修繕箇所が増えて費用が高額になることがあるため、早めに対処することが大切です。
強風時にバタつく
シャッターに歪みがあると、隙間が生じて密閉性が低下します。
その状態で強風を受けると、シャッターがバタつきやすくなります。
これは、固定力が弱まっているサインであり、放置するとさらなる損傷に繋がる可能性があるため注意が必要です。
特に北海道は風が強い日が多く、バタつきによる振動がスラットやレールに対して繰り返しダメージを与えることがあります。
「最近シャッターの音がうるさくなった気がする」
そう感じるようになったら、できるだけ早く専門業者に相談しましょう。
完全に閉まらなくなるず防犯性が低下する
シャッターが最後まで閉まり切らない状態になると、防犯性や防災性が大きく低下します。
中には、
「わずかに隙間が空いているだけだから大丈夫」
と感じる方がいるかもしれませんが、空き巣や強盗はこのようなセキュリティの穴を狙って侵入してきます。
特に、窓やガレージ、店舗入り口などに設置しているシャッターが閉まらない状態になると、重大な防犯リスク、災害リスクが生じてしまうためすぐに修理を行いましょう。
修理費用の目安
シャッターに車をぶつけて何らかの不具合や故障が発生した場合、気になるのは「修理費用」ではないでしょうか。
ここでは、シャッターの修理費用の目安を症状別に紹介していきます。
【軽度の凹み補修:1万円~5万円】
スラットの軽い凹みや小さな歪みであれば、部分的な補修で対応できる可能性が高いです。
この程度の損傷であれば、1万円~5万円ほどで修理ができるため、そこまで大きな出費には繋がらないでしょう。
しかし、内部に歪みがある場合は追加の修理が必要になり、必然的に費用が高額になるため注意してください。
【スラット交換:8万円~20万円】
スラットの変形が大きい場合や、複数個所に歪みがある場合は、部品交換が必要になることがあります。
スラット交換は、使用する部材や範囲によって費用が変動しますが、大体8万円~20万円ほどの費用がかかります。
また、長期間放置して損傷が広がった場合、さらに高額な費用がかかることもありますので、早めに専門業者に相談しましょう。
【ガイドレール交換:5万円~15万円】
ガイドレールが曲がっている場合は、交換が必要になります。
レールは、シャッターの動作を支える重要な部品であるため、修理費用は5万円~15万円と比較的高めです。
また、レールが大きく曲がったり、歪んだりしている場合は、その他の部品にも影響が出ている可能性が高く、その際はさらに修理費用が高くなることがあります。
【電動シャッター交換:25万円~40万円】
電動シャッターは、モーターや制御装置といった精密部品が組み込まれているため、修理費用が高額になりやすいです。
全交換する場合は、25万円~40万円とかなり高額な費用がかかります。
ただし、上記金額はあくまでも目安であり、実際の修理費用はサイズやメーカー、状況によって異なるため、見積もりを取って確認しましょう。
保険は使える?
シャッターに車をぶつけてしまった場合の修理費用ですが、車両による外部からの衝突は火災保険や自動車保険の対象になるケースがあります。
ただし、保険が適用されるかどうかは、加入している保険の契約内容によって異なり、内容に「外部からの衝突飛来物」といった補償が含まれていれば、問題なく使用できる可能性が高いです。
自動車保険では、対物補償が適用されるケースがあるため、一度保険会社に確認してみることをおすすめします。
また、保険を使ってシャッターを修理する場合は、免責金額の確認も重要です。
免責金額が設定されている場合、修理費用が一定額以下であれば、保険を使えないことがあるため注意してください。
また、火災保険を利用する場合、多くのケースでは等級への影響はありませんが、自動車保険の場合は等級に影響することがあるため、修理金額とのバランスを見て検討することが大切です。
応急処置でやってはいけないこと
シャッターに車をぶつけた直後は「とりあえず動かしてみよう」「何とか自分で直してみよう」と考えてしまいがちです。
しかし、誤った応急処置を行うと、軽度の損傷で済んでいたものが大きな故障へと発展する可能性があります。
ここでは、応急処置としてやってしまいがちなNG行動をいくつか紹介していきます。
無理に開閉を繰り返す
シャッターが引っかかっている場合などは、無理に開閉を繰り返さないようにしましょう。
力任せに開閉を行うと、歪んだスラットや曲がったレールに負荷がかかり続けて、損傷が広がる可能性があります。
特に途中で止まるシャッターを何度も動かすと、内部部品や可動部にも負担がかかり、最悪の場合は全交換せざるを得なくなってしまうため、慎重に対処しましょう。
曲がったレールを叩く
シャッターに車をぶつけてしまった場合、レールが曲がってしまうことがあります。
そんなとき、ハンマーなどで叩いて直そうとする方もいるのですが、この応急処置はとても危険です。
場合によっては、一時的に形が戻ることもありますが、内部で歪みが広がったり、金属疲労が進んだりすることがあります。
また、レールの形状がわずかに変わるだけでも、スラットの動きに大きな影響が出ることがあり、結果として開閉不良やさらなる破損を招く可能性があるため、見た目だけを整える対処は行わないようにしましょう。
モーターを何度も操作する
電動シャッターが動かなくなった場合、モーターを何度も操作したくなります。
しかし、内部で引っかかりや歪みが生じている状態でモーターを動かすと、過剰な負荷がかかり、モーターや制御装置の故障に繋がることがあります。
特に、安全装置が作動して停止している場合、繰り返し操作することで状態が悪化することがありますので、無理に操作を続けずに、原因を確認しましょう。
原因がわからない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
シャッター修理業者を選ぶときのポイント(北海道の場合)
北海道でシャッター修理を依頼する際は、一般的な基準だけでなく、積雪地域ならではのポイントを重視することが大切です。
以下、シャッター修理業者選びで特に重要なポイントをいくつか紹介していきます。
雪国での施工実績がある
北海道のような寒冷地では、雪や氷の影響を考慮した施工が必要になります。
なぜなら、雪の重みや凍結による歪みは、本州では想定されないトラブルの原因になることがあるからです。
実績のある業者であれば、積雪環境特有の不具合を考慮し、適切な修理方法や再発防止策を提案してくれます。
安全かつ着実に修理を進めていくためにも、北海道でのシャッター修理実績があるかどうかを確認しつつ、慎重に依頼する業者を探していきましょう。
即日対応が可能
シャッターが使えない状態は、防犯面や日常生活に大きな影響を与えます。
特に北海道では積雪が続く日もあるため、放置すると状況が悪化する可能性があります。
このようなことから、できるだけ早く対応してくれる業者を選ぶことが大切です。
即日対応が可能な業者であれば、トラブルが起きたその日のうちに状況を改善できる可能性があります。
迅速な対応は、被害の拡大を防ぐだけでなく、安心感にも繋がりますので事前にしっかりと確認しておきましょう。
全メーカー対応
シャッターは、メーカーごとに構造や部品の仕様が異なるため、対応できる範囲が広い業者を選ぶことが大切です。
特定のメーカーにしか対応していない場合、修理に時間がかかったり、対応できなかったりする場合があります。
全メーカーに対応している業者であれば、さまざまなシャッターの故障や不具合に素早く対応できるため、スムーズな修理に期待できます。
部分修理に対応している
シャッターが破損したからといって、必ずしも全交換が必要とは限りません。
破損個所によっては、部分的な修理で対応できるケースもあります。
部分修理で対応できれば、コストを抑えつつ、機能を回復させられますが、業者によっては部分修理に対応していないこともあるため、事前に確認しておくことが大切です。
また、部分修理の金額についても業者によって違いがありますので、忘れずに確認しましょう。
まとめ
北海道では、雪や凍結といった特有の環境によって、シャッターに車をぶつける事故が起こりやすい傾向があります。
実際に、滑りやすい路面や視界不良が原因で、シャッターに接触してしまうケースは少なくありません。
軽くぶつけただけに見えても、スラットやガイドレール、内部部品に歪みなどが生じてしまうことがあり、放置すると開閉不良や安全性低下に繋がることがあるため、すぐに対処することが大切です。
とはいえ、間違った方法で応急処置をすると、逆にシャッターの状態を悪化させてしまうことがあるため、不安な場合はすぐに専門業者に相談することをおすすめします。
北海道でのシャッター修理実績が豊富な「オールシャッターサービス」なら、丁寧に状況を確認し、素早く着実に修理を行うことが可能です。
スピーディかつ低コストでシャッターを修理したいという方は、お気軽にご相談ください。
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