電動シャッターが故障してしまった - 全交換工事の見積項目を徹底解説
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シャッター職人コラム
2026.04.03
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電動シャッターが故障してしまった - 全交換工事の見積項目を徹底解説

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電動シャッターが故障した際、多くの方は「部分的な修理で何とかしたい」と考えるでしょう。
たしかに、症状によっては部分修理で改善するケースもありますが、故障内容やシャッターの使用年数によっては、修理では根本解決にならないこともあります。
その場合は、基本的に全交換が必要です。
とはいえ、全交換となると部分修理と比べて高額な費用がかかるため、どうしても躊躇してしまいますよね。
そこで今回は、電動シャッターの全交換にかかる費用を紹介していきます。
電動シャッターが故障した際、修理では対応できないケースがある
電動シャッターが故障したからといって、必ずしも全交換が必要になるわけではありません。
ここでは、修理で対応できるケースと、全交換が必要になるケースについて詳しく解説していきます。
修理によって解決できるケース
電動シャッターが故障した場合でも、部分的な不具合であれば修理によって改善できる場合があります。
例えば、
・押しボタンの不具合
・リモコンの故障
・軽度な配線トラブル
・可動部の調整不足
などです。
これらは、比較的修理対応しやすい内容であり、モーター本体に異常が見られず、スラットやレールにも大きな歪みがない場合は、部品の交換や調整で再び使える状態に戻せることがあります。
特に、設置からまだ年数が浅く、全体の劣化が進んでいないシャッターであれば、部分修理のメリットは大きいです。
必要な箇所だけを直すことで、費用を抑えながら使用を継続できるようになります。
ただし、修理が可能かどうかは外見だけでは判断できないことも多いです。
見た目では軽症に見えても、内部では大きな不具合が生じていることがあるため、プロによる点検や調査が欠かせません。
全交換工事による対応が必要なケース
全交換工事が必要になりやすいのは、モーターや制御盤の故障に加えて、スラットやガイドレール、巻取りシャフトなど複数の主要部材に劣化や破損が見られる場合です。
特に、使用年数が長く、同じ箇所を何度も修理しているシャッターは、その不具合を直しても別の部分がすぐに故障する可能性があります。
また、一時的に修理で動く状態に戻せたとしても、全体の摩耗が進んでいれば、短期間で再び不具合が起こることもあります。
そのたびに修理費用が発生すると、結果的に全交換よりも高くなってしまうため注意が必要です。
さらに、老朽化した電動シャッターを使い続けることには、安全面においてもリスクがあります。
・途中で開閉が止まる
・異音が続く
・動作が不安定
といった症状が長く続いている場合は、安全性を維持する意味でも、全交換を検討した方が良いでしょう。
全交換対応で対応する場合
電動シャッターを全交換する場合は、以下の点を意識することが大切です。
・現地調査でシャッターの状況を確認する
・追加費用が出ないようにきちんと見積もりを作成する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
現地調査でシャッターの状況を確認する
シャッターの全交換工事では、現地調査によってシャッターの状況を細かく確認します。
主な確認ポイントは、以下の通りです。
・開口幅と高さ
・シャッターの型式
・既存モーターの状態
・レールやスラットの劣化具合
・電源の位置
・作業スペースの有無
・故障箇所の状態
これらを把握しなければ、必要な部材や施工条件にズレが生じやすくなります。
特に電動シャッターは、建物との取り合いや電気工事の条件が現場ごとに異なります。
同じサイズに見えても、搬入経路や取り付け方法によって費用が変わることがあるため、丁寧な調査が欠かせません。
追加費用が出ないようにきちんと見積もりを作成する
シャッターの全交換工事では、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
なぜなら、見積もりを取っていない、あるいは確認していないといった場合、追加費用を請求される可能性が高くなるからです。
特に、以下の費用がきちんと含まれているかどうかを確認しておく必要があります。
・搬入費
・撤去費
・取付工事費
・結線作業費
・消耗品費
・管理費
これらが抜けていると、表面上の金額が安く見えても、最終的には高くつく可能性があるため、複数の業者から相見積もりを取り、内容を丁寧にチェックしましょう。
電動シャッターの全交換の参考見積りを実例ベースでご紹介
電動シャッターの全交換工事にはさまざまな専門工程が発生するため、見積もりの中身を見ても「何の費用かわかりにくい」と感じることが多々あるでしょう。
そこでここからは、全国でシャッター修理を行う「オールシャッターサービス」の見積もり事例を紹介していきます。
部材関連費
電動シャッターの全交換で大きな割合を占めるのが、部材関連費です。
【部材一式(W型)】980,000円
・シャッタースラット
・巻取りシャフト
・電動モーター
・制御盤
・ガイドレール
・座板
・押しボタン装置
※W型(ワイド型)は開口が広いため、材料モーター出力ともに大型仕様です。
また、上記の部材を運搬するための費用も発生します。
【部材運搬費】60,000円
・大型トラック手配
・人員搬入
・時間指定搬入
※電動シャッターは重量物扱いです。
工事関連費
工事関連費としては、取付交換工事費と廃材処分費が発生します。
【取付交換工事費(2次側結線含む)】140,000円
・既存シャッター撤去
・新設取付
・水平調整
・動作確認
・2次側電源結線
※「2次側結線」=建物側から供給される電源へ接続する作業のこと。
【廃材処分費】30,000円
・既存スラットの撤去
・モーターの撤去
・鉄部材の撤去
※上記は重量物であり、産業廃棄物扱いです。
共通費・管理費
電動シャッターの全交換では、共通費と管理費が発生します。
これは主に、以下3つに分類できます。
・消耗品費
・諸経費
・現場管理費
【消耗品費】40,000円
・アンカー
・ボルト類
・シーリング材
・配線部材
【諸経費】20,000円
・事務処理費
・交通費
・保険費用
【現場管理費】10%
・施工管理
・職人手配
・工程調整
・安全対策
各項目の役割と必要性
電動シャッター全交換の見積書に並ぶ項目には、それぞれ意味があります。
しかし、項目名だけを見ても違いや内容がわからないケースも多いでしょう。
ここでは、電動シャッターの全交換でよくある見積もり項目の役割と必要性について、詳しく解説していきます。
部材費
電動シャッターの部材費は比較的高額になりやすいです。
その理由は、手動シャッターにはない以下のような設備が含まれているからです。
・モーター
・制御盤
・配線部材
・重量鉄骨部材
さらに、W型のようなワイドタイプは開口部が広いため、スラットの枚数やレールの長さが増え、モーターの容量も大きくなります。
つまり、単に「電動だから高い」のではなく、構造そのものが複雑であり、大型化するほど必要な部材が増えるため、高額になりやすいのです。
工事関連費
工事関連費には、既存シャッターの撤去や新設取付、水平調整や2次側結線といった電動シャッターならではの作業が含まれます。
特に結線作業は、建物側の電源と接続する工程であり、電気的な知識と安全管理が必要です。
また、電動シャッターは重量物であるため、搬入や設置にも人手と時間がかかります。
撤去した部材も大型で重く、通常の廃材よりも負担が大きくなるため、費用が高額になることがあります。
現場管理費
現場管理費が発生する理由は、工事を安全かつ円滑に進めるために、施工以外の管理業務が必要になるからです。
例えば、職人の手配や工程の組立、搬入スケジュールの調整や安全対策の実施などです。
これらは、工事を成立させる上で欠かせない作業といえます。
特に電動シャッターの全交換は、一度に扱う部材が大きく、作業ミスが事故に繋がりやすいです。
そのため、現場全体を管理する役割には大きな意味があります。
管理費があると割高に感じるかもしれませんが、むしろ大型工事において管理費が全く計上されていない場合、どのように全体を調整・管理しているかわからないため、事前に確認しておくことをおすすめします。
総額の考え方
電動シャッター全交換の総額は、一般的に「材料費が大半を占め、そのうえに施工費や管理費が加わる」というイメージです。
特にW型は開口部が広いため、材料費の負担が大きくなりやすく、総額も上がりやすいです。
また、現場条件によっても費用は変わってきます。
例えば、搬入経路が狭い、足場が必要、既存設備の撤去が難しいといった特殊条件があると、コストが増えることがあるため注意してください。
複数社から見積りが提出された際のチェックポイント
電動シャッターの全交換は高額になりやすいため、複数社から相見積もりを取るのがおすすめです。
とはいえ、相見積もりを取ったとしても、比較項目を理解できていなければ、予算や目的に合った業者を選ぶことはできません。
ここでは、複数社の見積もりを比較する際に確認しておきたいポイントを解説していきます。
「2次側結線」は含まれているか
電動シャッター全交換の見積もりで必ず確認すべきなのが、2次側結線が含まれているかどうかです。
2次側結線とは、建物から供給される電源に新しいシャッターを接続する作業のことです。
電動シャッターは、本体を取り付けるだけでは使える状態にならず、電源への接続まで行って初めて正常に作動します。
この項目が見積書に入っていない場合、工事後に「電気接続は別費用です」といわれる可能性があります。
見積もり金額が安くても、必要な作業が含まれていなければ意味がないため、必ず確認しておきましょう。
処分費は明記されているか
電動シャッターの全交換工事では、新しいシャッターを設置するだけでなく、古いシャッターを撤去して処分する必要があります。
そのため、見積書に処分費が明記されているかを確認しておくことが大切です。
撤去したスラットやモーター、巻取りシャフトや鉄部材などは重量物であり、多くの場合は産業廃棄物として扱われるため適切に処分しなければなりません。
処分費が省かれている場合、工事が始まってから処分費を別途請求される可能性が高まります。
特に電動シャッターは部材が大きく重たいため、処分費が高額になりがちです。
最初から処分費が明記されていれば、その金額も考慮しつつ検討できますが、そうでない場合は想定外の出費が発生してしまうため、しっかりと確認しておきましょう。
管理費は計上されているか
電動シャッターの全交換では、工事そのものだけでなく、工程調整や職人手配、安全対策などの管理業務も発生します。
そのため、見積書に管理費が計上されているかどうかも確認しなければなりません。
管理費が入っていると割高に思えるかもしれませんが、大型工事ではよくある費用項目であり、決して不自然な費用ではありません。
むしろ、管理費が全く記載されていない見積もりは、表面上は安く見えるかもしれませんが、あとから別名目で費用が上乗せされることもあります。
また、管理が不十分なまま工事が進むと、施工トラブルや工程の混乱に繋がることもあるため、事前にチェックしておきましょう。
追加費用は発生するか
複数社の見積もりを比較する際に最も重要なのが、追加費用の有無を事前に確認することです。
電動シャッターの全交換工事では、現場条件によって費用が変動することがあります。
例えば、
・搬入経路が狭い
・既存設備の撤去が難しい
・電源位置が特殊
といった事情がある場合、追加費用が発生しやすいです。
もちろん、やむを得ないケースもありますが、問題は最初からその可能性を説明しない業者です。
中には、最初の見積もりを意図的に安く見せて契約を取り、工事が始まってから追加費用を請求するところもあります。
このようなトラブルを防ぐためには、追加費用の発生有無とその条件を確認しておくことが大切です。
まとめ
電動シャッターの見積もりは高額になりやすい工事であるため、見積もり内容を正しく理解しておかなければなりません。
単に総額を見るだけでなく、部材費や工事費、処分費や管理費など、それぞれの項目にどのような意味があるのかを把握することで、適正な見積もりかどうかを判断しやすくなります。
特に、2次側結線や処分費など、見落とされやすい項目が含まれているかどうかは必ず確認したいポイントです。
また、複数社から見積もりを取る場合でも、安さだけで選ぶのは危険です。
必要な項目が抜けている場合、あとから追加費用を請求される可能性が高まります。
万が一、メーカーや修理専門会社の見積もりに納得できない場合は、全国でシャッター修理を行っている「オールシャッターサービス」にご相談ください。
熟練のスタッフが、提出された見積もりの内容を精査し、必要に応じて現場調査と再見積もりを無料で対応します。
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