オーナーが賃貸物件に窓シャッターを付けるメリットとは?シャッターの種類・後付けが可能かなどを解説

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シャッター職人コラム

2026.09.07

シャッター豆知識

オーナーが賃貸物件に窓シャッターを付けるメリットとは?シャッターの種類・後付けが可能かなどを解説

アパートやマンションなどの賃貸物件を経営するうえで、入居者が安心して快適に暮らせる環境を整えることはとても大切です。そのための設備の1つとして、窓シャッターの設置を検討しているオーナー様もいるのではないでしょうか。 

窓シャッターには、防犯性を高めるだけでなく、防音や遮光、断熱や飛来物への対策など、さまざまなメリットがあります。特に1階の部屋では、防犯面に不安を感じる入居希望者も多く、窓シャッターの有無が物件選びの判断材料になることも多いです。

一方で、設置には費用がかかるほか、窓や建物の形状によっては後付けが難しいケースもあるため、事前の確認が欠かせません。 

そこで今回は、賃貸物件に窓シャッターを設置するメリット・デメリットをはじめ、主な種類や手動・電動の違い、後付けするための条件などを詳しく解説します。

所有するアパートやマンションへの窓シャッター設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 

アパートやマンションの賃貸物件における窓シャッター設置のメリット

アパートやマンションなどの賃貸物件に窓シャッターを設置することで、さまざまなメリットを得られます。

ここでは、代表的なメリットについて詳しく解説していきます。

防犯対策になる

窓シャッターを設置する大きなメリットの1つが、防犯性を高められることです。

窓は侵入経路として狙われることが多いですが、ガラスの外側をシャッターで覆うことで、外部から窓に近づきにくい環境を作れます。

特に道路や敷地から窓にアクセスしやすい1階の部屋では、防犯対策として取り入れる価値が高いといえるでしょう。さらに、窓シャッターがあることで外から室内の様子を確認しにくくなるため、入居者のプライバシー保護にも役立ちます。

これは、防犯面を重視して賃貸物件を探している女性などにとっても、安心材料の1つになります。

防音性能が上がる

防音性能が上がることも、窓シャッターを設置するメリットの1つです。

窓シャッターを閉めることで、窓ガラスの外側にもう1つ遮るものが加わるため、屋外から室内に伝わる音や、室内から外に漏れる音を軽減する効果に期待できます。

特に、交通量の多い道路や線路に近い賃貸物件など、周囲の騒音が気になりやすい環境では、入居者が快適に生活するための設備として役立つでしょう。

また、外からの音を遮るだけでなく、室内の音を外に逃がさないという効果にも期待できます。

集合住宅では、音に関する悩みが入居者同士のトラブルに発展することもあるため、音を抑える設備を整えておくことが大切です。

ただし、窓シャッターを設置すれば完全に防音できるわけではなく、建物の構造や窓の性能によって効果は異なるため、その他の対策とうまく組み合わせながら防音対策を行っていかなければなりません。

夏の暑さや冬の寒さを遮断しエアコン効率の向上に繋がる

窓シャッターは、エアコンを効率よく使用するためにも役立ちます。 なぜなら、直射日光を遮り、室温の上昇を抑えやすくなるからです。

近年は気温が上昇しており、エアコンが当たり前の存在になってきています。このようなことも、シャッターに注目が集まっている理由の1つです。

また、シャッターは冬場の暖房効率向上にも役立ちます。

暖房で温めた室内の空気は、窓を通じて外へ逃げていきますが、窓ガラスの外側にシャッターがあることで外気の影響を受けにくくなり、結果として暖房効率を高めやすくなるのです。

このように、冷暖房を効率的に使える環境は、入居者の電気代負担を抑えることにも繋がります。

そのため、賃貸物件の快適性を高めたいオーナーにとって、窓シャッターは検討する価値のある設備といえるでしょう。 

遮光性の向上に繋がる

窓シャッターを設置すると、カーテンやブラインドだけでは遮りきれない屋外からの光を抑えやすくなります。

特に夜勤などで昼間に睡眠を取る入居者や、寝室に朝日が入りやすい物件では、高い遮光性がメリットになるでしょう。

また、カーテンとは異なり窓の外側から光を遮るため、室内に入り込む光そのものを減らせる点も大きなポイントです。 

台風や強風による飛来物から窓ガラスを守れる 

台風や強風が発生すると、屋外にある物が飛ばされ、窓ガラスに衝突する可能性があります。

特に、植木鉢や看板、木の枝などが強風によって飛来した場合、窓ガラスが割れて破片が室内に飛び散るだけでなく、雨風が入り込んで室内まで被害が広がる恐れもあるでしょう。

窓シャッターを閉めておけば、飛来物が窓ガラスに直接衝突するのを防ぎやすくなります。

もちろん、全ての被害を完全に防げるわけではありませんが、窓ガラスを保護するための有効な対策の1つであることには変わりありません。

中でも、賃貸物件では、窓ガラスが破損すると高額な修理費用が発生するほか、入居者の安全にも影響を及ぼします。

台風や強風への備えとして窓シャッターを設置しておくことは、入居者だけでなく、建物を所有するオーナーにとってもメリットがあります。 

断熱性が高まり室内の暑さ・寒さ対策になる  

窓は、室内と屋外の熱が出入りしやすい場所です。

窓シャッターを閉めると、窓ガラスとの間に空気の層が生まれるため、屋外の暑さや寒さが室内に伝わるのを抑える効果が期待できます。

特に、大きな窓がある部屋や日当たりの良い部屋では、窓周辺の断熱対策によって室内の過ごしやすさが変わります。

窓シャッターによって断熱性を高めることができれば、季節を問わず室温を保ちやすくなるため、結果として入居者の増加や、退去率の低下に繋げやすくなるでしょう。

アパートやマンションの賃貸物件における窓シャッター設置のデメリット 

窓シャッターは、防犯性や快適性の向上など多くのメリットに期待できる一方、設置する際には注意しておきたい点もあります。

ここでは、代表的なデメリットや注意点を紹介します。 

導入コストがかかる

窓シャッターを設置する際は、シャッター本体の購入費用だけでなく、取り付けにかかる施工費についても考えておかなければなりません。

特にアパートやマンションで複数の部屋や窓に設置する場合は、オーナーが負担する初期費用も大きくなります。

さらに、シャッターは設置して終わりではありません。

長期間使用していると部品の摩耗や劣化が進み、開閉不良などが発生して修理や部品交換が必要になることもあるため、導入時の費用だけでなく、設置後のメンテナンス費用まで考慮しておくことが大切です。 

このようにコストはかかるものの、賃貸物件の入居率の向上や家賃アップに繋げられる可能性も高いため、導入を検討される賃貸オーナーが増えています。 

予算に限りがある場合は、1階の部屋から設置するなど、優先順位を決めながら導入を検討すると良いでしょう。 

形状によっては設置ができないこともある

窓シャッターは既存の賃貸物件にも後付けできますが、全ての窓に設置できるとは限りません。

窓の形状や設置場所、建物の構造などによっては、一般的な窓シャッターの取り付けが難しくなるケースがあります。

例えば、シャッターボックスを取り付けるためのスペースが窓の上部に確保できない場合や、エアコンの配管や雨どい、外灯などが干渉する場合は、そのままでは設置できない可能性が高いです。

また、外側に開く滑り出し窓や出窓なども、シャッターと窓が干渉しやすいため注意が必要です。 

ただし、一見すると設置が難しいと感じる環境でも、施工方法や製品を工夫することで取り付けられるケースがあります。

そのため、自己判断で諦めるのではなく、事前にシャッター専門業者に相談し、設置の可否を判断してもらいましょう。 

窓シャッターの主な種類

賃貸物件に設置できる窓シャッターにはいくつかの種類があり、それぞれで構造や特徴が異なります。 

ここでは、窓シャッターの代表的な3つの種類について解説します。 

クローズタイプシャッター

クローズタイプシャッターは、窓全体をしっかり覆う一般的なタイプです。

スラットと呼ばれる細長い板が隙間なく連なっており、閉鎖時には外部から室内が見えにくくなります。そのため、防犯性やプライバシーを重視したい賃貸物件に最適です。

また、光を遮りやすいことから遮光対策としても活用でき、台風や強風時には飛来物が窓ガラスに直接衝突するのを防ぐ役割も期待できます。

特に、外部から窓に近づきやすい1階の部屋などでは、導入するメリットが大きいといえるでしょう。 

一方で、閉めた状態では採光や通風が難しくなる点には注意が必要です。

ブラインドタイプシャッター

ブラインドタイプシャッターは、羽根状のスラットの角度を調節できるタイプです。

一般的なブラインドと同じように、スラットの角度を変えることで、シャッターを閉めながら採光や通風を確保できます。

そのため、外部からの視線を遮りつつ、室内に自然光や風を取り込みたい場合に便利です。 

例えば、夏場の日差しが強い時間帯にはスラットの角度を調整して直射日光を抑えながら、風を室内に取り込むといった使い方ができます。

また、プライバシーを確保しながら換気を行いやすい点も、入居者にとってメリットになるでしょう。 

ただし、クローズタイプと比べると機能が多いため、製品によっては導入費用が高くなる場合があります。

賃貸物件に導入する際は、入居者の快適性と設置コストのバランスを考えながら選ぶことが大切です。 

スリットタイプシャッター

スリットタイプシャッターは、スラット同士の間に小さな隙間を作れる構造のシャッターです。
シャッターを完全に開けなくても、スリット部分から光や風を室内に取り込めるため、防犯性に配慮しながら採光や換気を行えます。

特に、窓を開けて換気したいものの、外部からの視線や防犯面が気になる1階の部屋などで使いやすいタイプです。スリットを閉じれば窓全体を覆える製品もあり、時間帯や生活スタイルに合わせた使い分けができます。 

一方で、クローズタイプと比較すると構造が複雑になり、導入費用やメンテナンス費用が高くなりやすいため注意が必要です。

賃貸物件には手動・電動どちらのシャッターがおすすめ? 

賃貸物件に窓シャッターを設置する際は、シャッターの構造だけでなく、開閉方法についても検討しなければなりません。

ここでは、手動シャッターと電動シャッターがそれぞれどのような賃貸物件におすすめなのかを解説します。 

手動シャッターがおすすめのケース

手動シャッターは、入居者が自分の手でシャッターを上げ下げするタイプです。

電動シャッターと比べて構造がシンプルなため、導入費用を抑えやすく、複数の部屋にまとめて設置したい場合に最適です。

また、電気を使用しないことから、停電時でも手動で開閉できるといったメリットもあります。

特に、防犯性を高めたい1階の部屋だけにシャッターを追加したい場合や、設備投資のコストをできるだけ抑えたい場合には有力な選択肢となります。

比較的小さな窓であれば、毎日の開閉もそれほど大きな負担にはならないでしょう。 

一方、大きな窓ではシャッター自体が重くなり、入居者によっては開閉を負担に感じる可能性があります。

そのため、導入費用だけで判断せず、窓の大きさや日常的な使いやすさまで考えて選ぶことが大切です。 

電動シャッターがおすすめのケース

電動シャッターは、スイッチやリモコンなどを使ってシャッターを開閉できるタイプです。窓を開けてシャッターを直接操作する必要がなく、室内から簡単に開閉できるため、入居者の利便性を重視したい賃貸物件に適しています。 

特に、大きな窓が設置されている部屋や、手動では開閉の負担が大きくなりやすい場所におすすめです。

高齢者をはじめ、力に自信のない入居者でも操作しやすいため、幅広い層が暮らしやすい住環境づくりにも役立ちます。

日常的に開閉しやすければ、防犯や台風対策としてもシャッターを活用してもらいやすくなるでしょう。 

ただし、手動タイプより本体や施工にかかる費用が高くなる傾向があるため、電動部品の故障やメンテナンスも考慮し、入居者の利便性とオーナー側の予算を比較しながら導入を検討しましょう。 

アパートやマンションへ窓シャッターを後付け設置する条件

既存のアパートやマンションでも、建物の構造や窓周辺の状況によっては窓シャッターを後付けできます。

ただし、全ての窓に設置できるわけではありません。

ここでは、窓シャッターを後付けする際に確認しておくべきポイントを解説します。

設置可能なスペースの確保が可能か

一般的な窓シャッターでは、巻き上げたスラットを収納するシャッターボックスを窓の上部に設置し、左右にはシャッターを動かすためのガイドレールを取り付けます。

そのため、窓枠の周囲に十分なスペースが確保されているかを確認しなければなりません。 

特に、窓のすぐ上に屋根や庇がある場合や、窓と窓の間隔が狭い建物では、必要な設置スペースを確保できない可能性があります。

また、シャッターの種類や窓の大きさによって必要な寸法も異なってくるため、見た目だけで設置の可否を判断するのは避けた方が良いでしょう。 

既存の賃貸物件に後付けする場合は、専門業者に窓周辺を採寸してもらい、設置できる製品や施工方法を提案してもらうことをおすすめします。 

設置する壁面に十分な強度があるか  

窓の周囲に十分なスペースがあっても、シャッターを固定する壁面に必要な強度がなければ設置は難しいです。

窓シャッターは、本体やガイドレールを建物にしっかり固定する必要があり、強度が不足した壁面に無理に取り付けると、使用中のぐらつきや脱落などのトラブルに繋がる恐れがあります。 

特に、築年数が経過したアパートやマンションでは、外壁の劣化や下地の状態を確認しておかなければなりません。

外観だけでは問題がないように見えても、固定する位置によっては十分な強度を確保できないこともあるため注意が必要です。

エアコンのダクトや雨どい、外灯などの干渉物がないか

窓シャッターを後付けする際は、窓の周辺に設置されている設備にも注目することが大切です。

特に、エアコンの配管やダクト、雨どいや外灯などがシャッターボックスやガイドレールの設置位置と重なっていると、そのままでは取り付けられない場合があります。 

特に既存の賃貸物件では、建築後にエアコンや外部設備が追加されていることもあり、窓周辺のスペースが十分に残されていないケースも考えられます。

このような場合は、既存設備の位置変更や設置方法の変更などが必要になってくるため、事前に業者に相談しておきましょう。

外側に開く滑り出し窓や出窓には設置が難しい

窓の開き方や形状も、シャッターを後付けできるかを左右するポイントです。

一般的な引き違い窓であれば比較的設置しやすい一方、外側に開く滑り出し窓では、開いた窓がシャッターやガイドレールと干渉する可能性があります。

そのため、通常の窓シャッターを取り付けることが難しいケースがあります。 

出窓についても、窓部分が外壁から張り出した構造になっているため、一般的な施工方法ではシャッターボックスやガイドレールを固定する場所を確保できないことがあります。

このように、特殊な形状の窓ほど、設置できる製品や施工方法が限られるため注意が必要です。

アパートやマンションへ窓シャッターを後付けするには

アパートやマンションなどの賃貸物件に窓シャッターを後付けしたい場合は、シャッターメーカーや専門業者に相談するのが一般的です。 

ここでは、各依頼先のメリットやデメリットについて解説していきます。

メーカーに相談

窓シャッターの後付けは、シャッターを製造しているメーカーに相談することも可能です。

メーカーは、自社製品の構造や仕様を熟知しているため、設置する窓に適した製品を選定してもらいやすく、メーカーが定めた施工方法に沿って取り付けてもらえる点がメリットです。

一方、メーカーに直接依頼する場合、専門業者と比べて設置費用が高くなるケースがあります。

さらに、繁忙期などで依頼が集中している場合には、問い合わせから現地調査、実際の施工まで時間がかかることもあるでしょう。 

賃貸物件では複数の窓にまとめて設置する場合もあるため、1台あたりの価格だけでなく、施工費を含めた総額や納期まで確認したうえで依頼することが大切です。 

専門業者に相談

窓シャッターの後付けは、シャッターの設置や修理を専門とする業者に相談することもできます。

専門業者はさまざまなメーカーや現場に対応していることが多く、物件の状況に合わせて製品や施工方法を提案してもらえる点が特徴です。

また、メーカーに直接依頼する場合と比較して、費用を抑えられるケースもあります。

全国でシャッター修理事業を展開する「オールシャッターサービス」では、窓シャッターの後付けも行っており、最短即日で現地調査が可能です。

窓周辺のスペースが限られている、配管や雨どいなどが干渉しているといった、一般的には設置が難しい現場でも、これまでの施工経験をもとに最適な方法をご提案します。  

「できるだけ費用を抑えたい」

「自分の物件に後付けできるか分からない」

と悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

賃貸物件の防犯性快適性を高めるなら窓シャッターの設置を検討しよう

窓シャッターは、防犯対策だけでなく、防音や遮光、断熱や飛来物への対策など、入居者が安心して快適に暮らせる環境づくりに役立つ設備です。

特に外部から窓に近づきやすい1階の部屋では、防犯面での安心感を高められるため、物件の魅力を高める設備の1つとして検討する価値があります。 

ただ、既存のアパートやマンションでも窓シャッターを後付けできるケースは多くありますが、窓周辺のスペースや壁面の強度、配管などの位置によって設置条件や設置可否が異なります。

そのため、後付けを検討している場合は、専門業者による現地調査を受け、設置できる製品や施工方法を確認することが大切です。 

オールシャッターサービスでは、賃貸物件への窓シャッターの後付けにも対応しています。現地調査は最短即日で対応しており、一般的には設置が難しい現場でも、状況に合わせて可能な限り施工方法をご提案します。

賃貸物件の防犯性や快適性を高めたいオーナー様は、ぜひ一度「オールシャッターサービス」までご相談ください。

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